ジャニスト あなたもメンバー

撮影 ページ35

重岡side


今日はAの撮影の日。なんか俺だけOFFやって謎に連れてこられた。なんか……Aには珍しい撮影らしい。



貴『し、しげさ笑わんといてな？』




そう言って俺を座らせて着替えに行くA。笑う？なにを？俺は意味がわからんかった。




スタッフ「Aさん入ります！」



貴『お……お願いします！』




そこに入ってきたのは、いつもと雰囲気の違うA。前髪をかきあげて真っ赤な口紅を塗っているA。極めつけは赤の下着の上に来たダボダボのシャツ。



重岡「え……Aやんな？」




あまりの変わりように俺は状況把握に時間がかかった。



貴『あんま見んとって…ばか。』




頬を赤く染めてるAを見てこっちまで恥ずかしくなる。自分でも耳が熱くなるのが分かった。




重岡「おま……A……」




あまりにも綺麗すぎて変な汗かく。こんな1面がAにあったなんて……




重岡「写真とったろか？笑笑」



貴『やめてや笑笑』



俺はやっぱりおちゃらけに走ってまう。素直に綺麗やな……とか淳太みたいな事言えたらいいのに……




スタッフ「Aさん！準備出来ました〜！」




貴『はい！そ……そろそろ行くな！じっとしときや〜？』



スタッフに呼ばれて上着を脱いでセットに移動してるA。さっきまで無邪気に笑ってたAはカメラを向けられると一気に大人の女性の顔になった。




カメラマン「じゃあ……1枚目！好きな感じにしてみてね！」



いよいよ撮影が始まった。

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