黒服のＷＥＳＴくん 2

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神山side


Aにメールを送ってから玄関の鍵を開けに行きソファーに寝転ぶ。
昨日は身体中痛すぎてあまり眠れなかった。




神山「寝たら……あかん……」





Aが来るってわかってたのにいつの間にか眠ってて……





トントントン……





何かを切る音？



しばらくしていい匂いが……




神山(Aの匂い…？と……コンソメ？)





意識はあったけど起きる気になられへんくてどうせAは起に来ることやろうし目をつぶっていたら……




貴『イケメンが台無しやなぁ』




傷がある頬に触れられてつぶやかれた。




神山(起きてるって気づかれてない……)





面白そうやから寝た振りを続行することに。






貴『痛かったよな？よく頑張ったよ……』




おでこを撫でられながらそう言われた。
流石に耐えきれなくなり……





神山「ありがと……」




にやっと笑い話に応えるとAは驚いた顔で……




貴『起きてたん？！』




神山「さっき起きた〜……痛て」




Aは明らかに焦ってる様子やし笑笑





貴『あの……どこから聞いてた？』




神山「ん〜？なにが？？」





俺はわざと知らばっくれた。







貴『いや！なんもない！ロールキャベツ作ったから食べよ？』




そう言ってキッチンに向かうAの背中に言葉を放った。





神山「ほんまに……イケメンが台無しやなぁ〜笑笑」





その後Aが照れて帰ろうとしたことは言わんでもわかるよな笑笑

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