ヴァンパイア west

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重岡side


Aちゃんから返ってきた答えは意外すぎて驚いた。




貴『戦います。大吾、神山さん、藤井さんのために。』




重岡「むりや……女の子ひとりが、残るヴァンパイア4人に対して戦えるわけがない。」





貴『誰がひとりって言いました？いるじゃないですか。私の前に。』





重岡「お、俺？！」





俺がAちゃんと戦う？！あの兄組と望を相手に？！





貴『重岡さんだけじゃないですよ。大吾も神山さんも藤井さんも一緒です。』




せやから言うてるやん。




重岡「だから、神ちゃんはあんな状態やし流星もああなる。しかも大吾ちゅうんか？あいつは捕まっとるし催眠術かかってるぞ？」




貴『大吾の催眠術を解く薬はここにあります。神山さんと藤井さんはどうなるか分かりません。』




結局プラン何もなしやん……




貴『けど！私のせいでああなったのなら私が救うべきです。』




重岡「ふっ……はは……」




根拠の無い自信に笑えてきた。






貴『何笑ってるんですか！重岡さんも救いたいんですよね？！神山さんのことも藤井さんも！』





俺は決めた。






重岡「よっしゃ。のった。その根拠の無い自身にのったるわ。」




貴『いいん……ですか？失敗したら重岡さんも……』





重岡「そん時は……Aちゃんが助けてくれるんやろ？」




貴『は、はい！』




信じてるでAちゃん？





？「ちょっと待った！その話俺も乗った！」




貴『だれ？！』

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