ヴァンパイア west

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Aside


やっとの事で玄関に到着



大吾「長かったな〜」



ほんまに…ここ古い割には広い！広すぎ！



貴『入ろ……そして早く帰ろ……』



大吾「わかったから笑笑」



ギィ……


思い音をたてて開いたドア。



貴『うっ……さむ〜』



中は外よりもちょっと寒い。



大吾「肌寒いな...ん…この匂い何…？」


そう言えばさっきから鉄臭いな……



貴『で？お化けは？幽霊は？』


私がドアを話すとバタン！と音をたてて閉まったドア。



大吾「もうちょっと中見よ！二手に別れへん？」


貴『え……』



一人になるってこと？！




大吾「あ…Aは怖いやったな笑笑」



こいつ……バカにしすぎやろ！



貴『怖いっていうか……その……』



大吾「じゃあAはここで待ってて〜俺行ってくる！」



そう言うと暗闇の中にスマホのライトを照らしながら消えていった。



貴『1人も怖いんやけど……』



私は中をグルッと見回して気になる方へ歩いてみる。



貴『この絵……誰だろ？』



スマホのライトで照らすと……


貴『わっ……』


額縁の中はおじいさん？が書かれてあってその口からは牙がでている。


貴『牙……？ヴァンパイア…？』



？「呼んだー？」


貴『だれ？！』



声のするほうを見ると今までいなかったのに人が立っていた。



貴『誰……？どこから入ったの……』



？「君こそ。こんなところで何してるの？わっ！眩しいな〜」



その人をスマホのライトで照らすとエクボが特徴的な男の人がいた。

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