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Aside
貴『こんばんわー!ご指名ありがとうございます!』
笑顔でそう言う私。
でも心は半泣き……
だって……このお客様……
今日頬を叩いてきたキャストさんのお客様やから……
お客様「いやーね?前来た時に君と話して楽しかったんだ!だから君を指名したんだよ〜」
貴『あははは……そうですか〜』
やばいよ……これは後でやられるやつだ……
チラッとそのキャストさんをみると物凄い顔でこっちを睨んでる……
貴『こわ……』
お客様「どーしたのかな?」
貴『いえいえ!何も無いです!何飲まれますか?』
お客様「じゃあ……」
刻々と時間は過ぎて……
貴『ありがとうございました〜♪また来てくださいね!』
お客様「うん!」
……はぁ、帰ったか……
中間「お疲れ〜♪」
貴『な、中間さんですか!』
焦った……ほかのキャストさんかと思って身構えちゃった……
中間「なになに笑笑何驚いてんの」
貴『い、いえ!失礼します!』
逃げるみたいになったけど……
キャスト1「ちょっといい?」
き、来たァ……
貴『あのまだ仕事……』
キャスト1「ええから」
グイグイと引っ張られる私。
貴(あぁ、あの時みたい……男の人達に殴られそうになったとき……)
貴『い、、痛いです……』
キャスト1「うっさい」
貴(藤井……さん……)
ん?私今何考えてた?!
キャスト1「なぁ、私のお客様取らんとって言うたやんな?」
キャストが選ぶことじゃないとおもうんやけどなぁ
キャスト1「聞いてる!?」
貴『ご、ごめんなさい……』
ドスッ
貴『いっ!』
キャスト1「まだ足りひんよな?」
貴『や、やめて……くださ』ドスッ
いった……
キャスト1「痛くないって?もっとやったげる」
バシッ!
お腹殴られて痛くない子なんていないよ…
キャスト1「まぁ、またするけどな……」
気が済んだのか廊下を去って行く。
貴『ったいな……』
貴『仕事……戻らな……』
立とうとするとお腹や太ももがズキズキ痛む。
貴『うっ……仕事……戻らな……』
やっとの事で立ち上がるけどフラフラする私。
桐山「……」
この時、殴られる様子を影で桐山さんが見てたとは知らんかった……
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MOE - はじめまして。黒服のWESTくんの1の方を読みました。WESTのみんながめっちゃカッコよかったです!これからも更新頑張ってください! (2017年8月17日 9時) (レス) id: 6747fb6280 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - フジさん» 何話ですか?教えてくれれば消します (2017年7月17日 8時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
フジ - あの…同じ内容の話があるんですけど…? (2017年7月15日 23時) (レス) id: f3bdf83b59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作成日時:2017年2月28日 21時