ジャニスト メンバーにならへんか？

相談 (名前)side ページ13

Aside


帰ってからお風呂の中で考えた。




中間さん 桐山さん 望……
みんないい人ばっかり。まだ3人しか会ってないけど。出来ることなら力になりたい。



でも私にホンマに望と同じことが出来るの？学校、アイドルそれに友達付き合いだってある。本当に完璧にできるん？


母「A？なにしてんの？のぼせてまうで！」




はっ！いろいろ考え過ぎて時間を見るともう1時間30分も入ってるやん……
ふやけてまう……




そうや！まこに電話しよ




まこ「もしもしー？」



貴『あ！まこ？ゴメンな遅くに。相談があってさ……』



まこには望とお昼ご飯を食べたところから家に帰ってくるまでの話。明日の夜シェアハウスにお邪魔することまで話した。



貴『で、悩んでるねんな…みんなの力になりたいねん。けど、望と同じことが出来るのか？って聞かれたら出来るかわからん』




まこ「でも、Aは力になりたい。やってみたいって思ったんやろ？」


貴『うん。』


まこ「でも、同じように出来るかわからんってことか…」




貴『そうや……。』


まこ「あのさぁ……やってみな分からんやろ？！望君がせっかく誘ってくれたんやろ？」



貴『まこ……』




まこ「なんで望君がAのこと選んだんかは知らんけどさ？いっぱいおる女の子の中からAが選ばれてんで？」



言われてみればそうや。私以外にもカワイイ子、ダンスうまい子、歌上手い子とか色々選択肢があったはず。



まこ「何を怖がる必要があるん？望君が選んだんやから。進む前に立ち止まってたらチャンス逃すで？」


貴『そーやんな……』


まこの話を聞いたら心にあった重いものが取れたような……。やる前から諦めてたら何もできひん。そうやんな！


まこ「まぁ？明日ほかの人に会ってみないとわからんけどな？」


貴『そーやんな！やらんと後悔するよりやって後悔したほうがええよな？』


よし。大体は決まった。明日の夜に会う人にもよるけど。出来るところまで進んでみたい。


貴『もしもしまこ？ありがと。出来るところまでやってみようかなって思う。』


まこ「うん。辛かったら言うんやで？いつでもAの味方やからな？」



貴『うん！長電話ごめんな？おやすみ。』


電話を終えると肩が軽くなった様な気持ち。



よし。明日に備えてしっかり寝よ。

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