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Aside
4人からのデビュー報告を受けた次の日。
私は諦めてなかった。神ちゃんに渡した紙の場所に時間より早く来てみんなを待った。
貴「絶対やったるねん…」
藤井「おはよ」
声のする方を見ると流星が立っていた。
藤井「2人…来やんって。」
貴「そっか…じゃあ2人で行こっか」
藤井「うん。…どこ行くん？」
私が目指したのはレコード会社。
私だけがデビューを知らされた日に、あの場に居た人達に頼み込んでいけばいけるかもしれない。
貴「流星…ごめんね」
不意に出たその言葉。
流星はなんの事だかわかっていない様子やった。
貴「今からレコード会社の社長さんに会いに行って…頭下げる。けどいける?」
藤井「いけるよ。俺なんでもするって決めたから」
流星の目を見て安心した。
その目はやる気に満ちていたから。
レコード会社に着き、社長室に通された。
社長が入ってきて5分も経たないうちに私は頭を下げた。
貴「お願いします。これ以上誰も悲しませたくないんです。これが私たちの夢なんです。ずっと追いかけてきたデビューなんです。」
藤井「お願い…します」
必死に頭を下げる私たちの意思に反して、お偉いさんの答えはＮＯばかり。
レコード会社を出て、次の会社へ向かう途中から会話が無くなった。
貴「お願いします…ほんまに…お願いします」
雑誌社にも頼み込んだ。ショップの取締役にも。最後に残ったのは社長室やった。
貴「失礼します」
ジャニーさんにも必死に頼んだ。なりふり構わず、土下座をする勢いやった。
藤井「もう…ええよ」
帰り道、流星が急に立ち止まった。
貴「良くない…これは私たちだけの夢ちゃうやん。ファンの人達の夢でもあるやん。それを簡単に諦めたらあかん。」
藤井「でも…Aのこんな姿見るのもう辛い」
貴「私は大丈夫。覚悟決めてきたんやろ？流星がその気なら私は何でもするから。な？」
私がそういうと流星は俯いた。
ぐっと拳を握りしめて、悔しそうにしていた。
貴「明日もさ…やれることやってみるから。流星仕事やろ？もう今日は帰ろ？」
藤井「うん…」
この夢は諦めることは出来ひん。絶対に。
７人のデビュー以外。その役目を果たさなければ…消えることは出来ないから。
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のんた(プロフ) - ずっと泣いてます😭更新頑張ってください！！ (2021年9月28日 19時) (
レス) @page39 id: a8bee81bd7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ山神 - めっちゃ感動しました！濱ちゃんの夢主への思いが伝わって。続きが楽しみにです！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 5bb2d1ede5 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - とても感動しました！！特に濱ちゃんが叫ぶシーン…続きが楽しみです！！ (2018年7月31日 23時) (レス) id: b3c97ac0d0 (このIDを非表示/違反報告)
神山恋(プロフ) - �陲舛磴鵑�声を上げたところで感動しました！更新頑張ってください。 (2018年5月29日 0時) (レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
みづき - 更新頑張ってください！もう涙腺がゆるゆるです笑 (2018年5月6日 3時) (レス) id: e20a7375a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年2月18日 4時
