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小瀧side
病室に帰りながら�陲舛磴鵑妨世錣譴燭海箸鮃佑┐襦�
小瀧「治すことに集中しろ。…かぁ」
俺はちっさいころから体が弱い。
そのおかげで、大好きなサッカーもできひんくなった。
小瀧「ジュースでも買っていったろ。」
俺は自動販売機へ向かった。
Aちゃんは何が好きなんやろ？そんなことを考えながら適当にボタンを押す。
俺は…Aちゃんの目が見えへんことをいいことに嘘をついてる。Aちゃんはきっと俺の足にギプスかなんか付いてると思ってるんかな？
小瀧「実際に付いてるのは点滴の管やねんけどな〜」
自分で言って悲しくなる。
できることならAちゃんを悲しませたくない。
実は聞いてしまった。
Aちゃんの目が見えなくなった理由の一つを。
小瀧「そりゃ、自分の母親が目の前で自ら命を絶ったら…ショックも受けるよな。」
俺の体は俺が一番わかってる。
もう長くないんちゃうかって言うのも薄々気づき始めてる。
小瀧「ただいま〜！Aちゃん、ジュース買ってきたけどいる？」
貴「え？ほんまに？？やった！」
病室に入り、Aちゃんのベッドの近くまで行き、ジュースの種類を説明する。
貴「じゃあ、りんごのジュースください！」
小瀧「おっけ！開けるから待ってな？」
俺はペットボトルのキャップに手をかけた。
小瀧「あれ…?」
前まではすんなり空けていたキャップ。
なのに今はビクともしない。
貴「小瀧くん？どうしたの？」
Aちゃんも流石に異変に気づき始めた。
するとちょうど看護師さんがやってきた。
小瀧「あの、これ開けるの頼んでもいいですか？トイレ行きたくて笑」
看護師「あ、はーい。」
貴「そんなにトイレ行きたかったん？笑」
小瀧「おう笑ごめんな笑」
そう言って平然を装い、俺はトイレへと急いだ。
バタン…
勢いよくトイレに入り、鍵を閉める。
ドアが閉まったことを確認してその場にしゃがみこむ。
小瀧「俺…どうしたんや…？」
俺はただ震える手を見つめて、一人で迫り来る病気の恐怖に怯えるしかなかった。
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神山恋(プロフ) - 寝る前に読んだら涙が止まらなくなりました！ww大号泣！！感動しました！ありがとうございます！！これからも楽しみにしてます！ (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
suger(プロフ) - あんずさんの作品をやんでほとんどの作品で泣いてます。笑 これももちろん号泣でした、(T_T) 最高すぎます(T_T) (2018年2月23日 23時) (レス) id: 03dda3774f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - のんななさん» ありがとうございます！他の作品でも色々書いているので良かったらお立ち寄りください！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
のんなな(プロフ) - 途中から涙腺やばすぎました。ほんとにほんとに泣きました！こんなにいい作品ありがとうございます!!他の作品も新しい作品も更新楽しみにしてます!! (2018年2月12日 12時) (レス) id: b004e3ed3d (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 魚座さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです。初めてこういう系統のお話を書いて、正直不安でしたがコメントいただけて自信つきました！こちらこそ、この作品に出会ってくれてありがとうございました！ (2018年2月5日 1時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年12月26日 2時
