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Aside
なにか起きてる。直感でそう感じたのは病室に帰る廊下やった。
目が見えなくなってから耳が良くなった。
少し遠くの音もよく聞こえる。
病室に近づくにつれて足音も多くなり、何かあったんだって分かる。
�霤帖屬里勝弔燹�」
�陲舛磴鵑寮爾�聞こえて、車椅子が止まる。
望くんに何かあったんだ。
看護師「移動します！」
看護師さんの声が聞こえて、ストレッチャーの音も聞こえる。
�霤帖崑臂翩廚覆鵑任垢茲諭�！いつもの発作ですよね？！」
�陲舛磴鵑亮茲衢陲靴神次�
その声はいつもの穏やかな声ではなく、なにかに怯えるような、震えるような声。
ここまでの時間はほんとに少しやったんやろうけど、長く感じる。
貴「とりあえず、落ち着こっか…」
私は�陲舛磴鵑僕イ靴�声をかけた。
少し経ってからソファーに座る音が聞こえた。
貴「大丈夫。きっと大丈夫だよ。」
私は何故か落ち着いていた。
大変なことが起こってるんやろうけど、多分誰よりも冷静やった。
�霤帖屬Δ鵝帖�
時計の音がいつもより大きく感じる。
二人とも話す気分にもなれず、沈黙が続く。
看護師「�霤弔気鵝�Aさんも。来てもらえますか。」
どのくらい経ったやろう？
長い沈黙が破られたのは、看護師さんの声やった。
�霤帖屬◆弔呂ぁ帖�
返事をした�陲舛磴鵑寮爾聾亀い�なかった。
私の車椅子を押すスピードもいつもよりゆっくり。
貴「�陲舛磴鵝Ｂ臂翩廖Ｂ臂翩廚世�ら、望くんに会ったら笑顔でいようね。ごめんねって言おうね。一緒に帰ってケーキ食べようね」
�霤帖屬Δ鵝�」
�陲舛磴鵑砲�ける言葉は自分に言い聞かせているようにも思えた。
看護師「こちらです。」
しばらく進むと車椅子が止まった。
看護師「まだ意識は戻っていませんが、なんとか一命を取り留めました。ですが…残された時間は本当に少しです。そばにいてあげてください。」
残された時間。
それは望くんの命の時間を表す。
�霤帖�Aちゃん、入るで。」
貴「うん。」
思い扉が開く音がして、アルコールの匂いが鼻を通る。
中は少し暖かくて、絶え間なく機会の音が聞こえていた。
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神山恋(プロフ) - 寝る前に読んだら涙が止まらなくなりました！ww大号泣！！感動しました！ありがとうございます！！これからも楽しみにしてます！ (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
suger(プロフ) - あんずさんの作品をやんでほとんどの作品で泣いてます。笑 これももちろん号泣でした、(T_T) 最高すぎます(T_T) (2018年2月23日 23時) (レス) id: 03dda3774f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - のんななさん» ありがとうございます！他の作品でも色々書いているので良かったらお立ち寄りください！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
のんなな(プロフ) - 途中から涙腺やばすぎました。ほんとにほんとに泣きました！こんなにいい作品ありがとうございます!!他の作品も新しい作品も更新楽しみにしてます!! (2018年2月12日 12時) (レス) id: b004e3ed3d (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 魚座さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです。初めてこういう系統のお話を書いて、正直不安でしたがコメントいただけて自信つきました！こちらこそ、この作品に出会ってくれてありがとうございました！ (2018年2月5日 1時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年12月26日 2時
