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Aside
私は小瀧くんが好きなんだ。
そう気づいてから、小瀧くんの行動すべてにドキドキしっぱなし。
小瀧「Aちゃん！散歩行かん？」
貴「え？いいの？」
この日は小瀧くんが散歩に誘ってくれた。
小瀧「いくら病人、怪我人でも1歩も外出えへんのもあかんやろ？外の空気吸いに行こ！」
そう言って、車椅子を持ってきてくれた小瀧くん。手探りと、補助で車椅子に乗ると小瀧くんが押してくれてるのか、自然に動き出した。
小瀧「寒そうかな？」
そう言って羽織るものをかけてくれた小瀧くん。
貴「ん〜…気持ちいね！」
小瀧「そうやなぁ〜」
外に出ると、室内と違って澄んだ空気が気持ちいい。日も照ってるのか冬だけどポカポカあったかい。
貴「小瀧くんさ、退院そろそろなんじゃない？」
小瀧「そうやなぁ…」
貴「なんか寂しいなぁ…」
小瀧「まぁ、退院しても会いに来るからさ？」
そう言って少し笑った小瀧くん。
小瀧くんにとっては普通の言葉なのかもしれない。でも私はその一言でさえ愛おしく感じてしまう。
小瀧「じゃあ〜そろそろ行こか？」
貴「そだね！風邪ひいたらいけないし、そろそら�陲舛磴麝茲襪鵑犬磴覆い痢�」
今日は�陲舛磴鵑�来る日。
お昼すぎに来るって言ってたからもうそろそろいい時間。
小瀧「じゃあしゅっぱーつ」
貴「安全運転でお願いします笑」
そんなことを言いながら院内に戻る私たち。
ゆっくり車椅子が進み、看護師さんたちの喋り声が多く聞こえるようになった。
すると、車椅子が急に止まった。
貴「小瀧くん？」
小瀧「ちょ、ちょっと待ってな〜」
貴「うん？」
なぜか小瀧くんの息が早い。
外に向かう時はこんなに息は上がってなかったはず…
貴「小瀧くん？大丈夫？」
ドサッ…
私が声をかけた瞬間、後ろで鈍い音がした。
貴「え…？小瀧くん？小瀧くん?!」
急に返事がなくなり、不安になる。
看護師「大丈夫ですか？小瀧さん？小瀧さん？！」
私が焦っているのに気がついたのか、看護師さんの声が聞こえて周りが騒然とし始める。
�霤帖�Aちゃん？」
すると突然�陲舛磴鵑寮爾�聞こえた。
多分今来たのかな。でも私はそれどころじゃない。
貴「�陲舛磴鵝�小瀧くんが！」
詳しい状況は私にはわからない。
だけど、なにか大変なことが起こっている。それだけは分かる。
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神山恋(プロフ) - 寝る前に読んだら涙が止まらなくなりました！ww大号泣！！感動しました！ありがとうございます！！これからも楽しみにしてます！ (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
suger(プロフ) - あんずさんの作品をやんでほとんどの作品で泣いてます。笑 これももちろん号泣でした、(T_T) 最高すぎます(T_T) (2018年2月23日 23時) (レス) id: 03dda3774f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - のんななさん» ありがとうございます！他の作品でも色々書いているので良かったらお立ち寄りください！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
のんなな(プロフ) - 途中から涙腺やばすぎました。ほんとにほんとに泣きました！こんなにいい作品ありがとうございます!!他の作品も新しい作品も更新楽しみにしてます!! (2018年2月12日 12時) (レス) id: b004e3ed3d (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 魚座さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです。初めてこういう系統のお話を書いて、正直不安でしたがコメントいただけて自信つきました！こちらこそ、この作品に出会ってくれてありがとうございました！ (2018年2月5日 1時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年12月26日 2時
