理性 ページ31
小瀧side
小瀧「いや…あかんて。そんなんあかん。」
恋人同士やったらこの距離はおかしくないと思う。けど俺とAは友達やし、同じグループのメンバー。
貴「なにがあかんの〜？」
小瀧「いや…近いて。」
Aからはほんのりとお酒の匂いがする。
少しの匂いやけどAの香水の匂いと混ざってクラっとする。
貴「な〜…望ってさ？学校でめっちゃ人気やねんで？」
小瀧「おぉ…」
貴「ちょっとヤキモチやわぁ〜…」
小瀧「なんで今それ？笑」
俺は目線を合わせずにそう言うとAはどんどん近寄ってくる。
小瀧「A近いて〜」
俺がやんわり伝えると、急に真面目な顔になって見つめてくるA。
小瀧「なっ…」
貴「望は私が近くに来たらいやや…?」
その真っ直ぐな瞳に見つめられたらなんも言われへん。
小瀧(も〜はよ来てや…)
そんなことを思いながら淳太達の方を見るとゆっくりこっちに歩き始めてる。
小瀧「そろそろやな〜」
そう言って勢いよく振り向いた時…
chu……
小瀧「へ…？」
唇に感覚が。
その後すぐにお腹あたりにAが倒れ込んだ。
小瀧「え？A？」
顔を覗き込むと眠ってる。
いや…それより…
小瀧「キス…」
俺は自分の唇を触った。
さっきの温かさがまだ残ってるような気がする。
中間「お待たせ〜」
俺が呆然としてるとやっと淳太達が車に乗ってきた。
小瀧「お、遅かったな！」
中間「ちょっと話長引いてさ〜…って、Aぐっすりやなぁ」
小瀧「そ〜…やな！うん！寝てる！」
�霤帖嵋召覆鵑�あった？」
小瀧「へ？！なに？なんもないで！うん！」
�霤帖峇蘋屬い如�」
そう言われてバックミラーで確認すると、確かにほんのり赤い。
小瀧「なんもないし！！！」
中間「わかったから！！うっさい！」
俺が叫ぶと淳太にうるさいと怒られる。
マネージャーさんが運転する車が発進してもまだ顔が火照ってるのがわかる。
マネ「ほら付いたよ！」
やっとシェアハウスについて、Aを起こすも起きてくれるはずもなく…
結局俺が運ぶことに。
小瀧「ほら！いくで！」
そう言いながらAを抱き抱え、リビングには行かずにそのままAの部屋に。
ベッドに寝かせると、気持ちよさそうな顔で眠ってる。
小瀧「仕返しや。」
俺はそう言ってAの頬にキスをして部屋をあとにした。
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あんず(プロフ) - あやさん» 申し訳ありません。もう締め切らさせていただきました。投票結果は1と3が、同票だったのでどちらもやらせて頂くことに決定しました。 (2018年2月4日 19時) (
レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
あや - 私は1がいいです！ (2018年2月4日 19時) (レス) id: 5d104d5c93 (このIDを非表示/違反報告)
もんち(プロフ) - わたしは�，�良いですが、どの作品でも楽しみにしてます！ (2018年1月11日 2時) (レス) id: 0e7d02e2af (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - 私は3がいいです！ですがどの結果であれこのお話は面白いので読み続けます！ (2018年1月10日 21時) (レス) id: 3bb4f77a34 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノ(プロフ) - 個人的に1がいいです。どんな結果であろうが応援してます！ (2018年1月10日 17時) (レス) id: 7a4263a094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年6月23日 22時
