Cant'stop ~お嬢様と執事~

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中間side




各自部屋に戻ったあと俺も自分の部屋で資料の整理をしていた。




ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ…!!





中間「はい」





激しく叩かれるドアを開けるとそこには見回り中のはずのしげが。額には汗が滲んでいて、手にはカードと薔薇が握られていた。






中間「まぁ入っとき。次神ちゃん見回りやろ?ちょっと早いけど呼んでくるわ」



重岡「おう」






俺は神ちゃんに見回りをお願いして部屋に戻った。ソファーに座るしげはやっぱり俯いていた。




中間「しげが見回り中に持ち場放ったらかして来るなんて珍しいなぁ」




俺は優しい声でそう言ったけどそれに対して何も言わないしげを見てすぐに声色を変えた。





中間「で、なにがあったんや」




重岡「中島が現れた。Sexy Zoneが動き出した。」





Sexy Zone。さっき聞いた名前。
プロの暗殺グループって聞いたし、ちょうどそいつらのプロフィールもゲットした。




中間「えっと…中島健人。こいつめっちゃイケメンやん…こいつがなんて？」





重岡「Aお嬢様に会いに来たらしい。幸い何も無かったけどそのあと俺の前に現れて、次会う時は本気で殺るぞって。」






中間「お嬢様の所に…しげは怪我ないんか」





重岡「ない…けど早めに対処した方がいいと思う。」





中間「わかった。こっちで考えとくから風呂はいって来い。あとその薔薇とカードは預かっとく。」





そう言ってしげをシャワールームに向かわせた。

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