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重岡side
夜の見回りは7人交代でしている。
ミーティングが終わってからの2時間は俺の当番。都市部から離れたこの屋敷の周りには建物はほぼなく、月の光を頼りに歩き回る。
重岡「異常なし…」
屋敷は広いから一周するだけでも大変。
それに加えて不審人物に警戒しなければならない。
「きみ重岡くんだよね」
重岡「誰や。」
勢いよく振り向くと、一人の男が立っていた。
声をかけられるまで気配を全く感じなかったから、こいつは出来るやつやなって一瞬でわかった。
中島「Sexy Zone…って言えばわかるでしょ。中島健人。」
重岡「暗殺のプロ Sexy Zone… お前達の話はもう聞いてる。俺を殺しに来たんか」
そう聞くと同時に俺はジャケットの裏ポケットに入れていた銃に手をかけた。
中島「まあ最終的にはそうするつもりだけど?今日は挨拶だけ。だからそんなに警戒しなくていいんだよ?」
ニヤリと笑って一礼しながらそう言った中島。
中島「近々また来るね。そのときはお互い本気で殺り合おうね。」
重岡「負けへんで…絶対に。」
帰ろうとした中島だったけど立ち止まって、嬉しそうな顔でこう言われた。
中島「Aお嬢様。あの子かわいいね。もう挨拶してきたんだけど、あの強気な態度。壊しがいがありそうだから僕も…」
重岡「A…お嬢様!!」
俺は中島の話が終わる前に走り出した。
お嬢様に何かあったんじゃないかって。
重岡「くそ…お嬢様になんかあったら…」
俺は全速力でお嬢様の部屋を目指した。
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SIRURU(プロフ) - このお話が大好きです。更新頑張ってください!応援してます…! (2018年3月16日 19時) (レス) id: f746aab1e6 (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - 面白いです!無理せず更新頑張ってください!私も受験生なので大変なの分ります。応援してます!! (2017年11月17日 21時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
朱 - あんずさん» はい!ずっと待ってます!このお話大好きなので!時間があれば、更新お願いします!無理はしないで下さいね! (2017年8月26日 8時) (レス) id: 9e5e6a1601 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 朱さん» いえいえ!何も言わない私が悪いんです!見てくださる方がいる限り更新しなければならないのにそれを怠ってしまいました…更新はゆっくりですが続けていこうと思いますのでそれでも良ければ見てやってください! (2017年8月23日 18時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
朱 - あんずさん» そうだったんですか.....ごめんなさい、何も知らないのに言ってしまって...受験頑張ってください! (2017年8月23日 9時) (レス) id: 9e5e6a1601 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作成日時:2017年6月10日 16時