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西畑side
夢の中で何かと話していた。
？「おぉ。来たか」
西畑「……ここは？お前誰や！」
？「ここ？ここはなお前の心の中。それで俺は悪魔。」
目の前におるやつが何を言ってるか分からんかった。そっか……おれ地獄来たんか。
西畑「なんや？死んだやつに何の用や」
悪魔「いや、お前まだ死んでへんし……でも、このままやったら死ぬかもな」
西畑「死ぬかも？俺まだ生きてるか？」
まだ生きてる。その言葉に希望を抱いた。もしかしたらAの所に行けるかも知らへん。そう言う希望を持ったから
悪魔「えっと……何から話してええかな……まぁ……お前、生きたいか？」
西畑「生きたいかどうか？」
悪魔「おん。生きたいか。守りたいものがあるんやろ？」
こいつの言う守りたいもの。それはAのことやろ。なんで悪魔が知ってるのかはよく分からんけど知ってるんやったら話は早い。
西畑「生きたい。俺は生きてAを守りたいねん。」
悪魔「よっしゃわかった！その願い聞き入れたろ。やけど！条件がある。」
西畑「条件……？」
悪魔「そう。お前……3人のヴァンパイアに噛まれたやろ？七つの炎の真ん中で。」
確かに噛まれた。そういや七つのロウソクの中心やったし……
悪魔「お前が生きる道は一つしかない。ヴァンパイアとして生きろ。しかし、再び目覚めると人間の頃の記憶は……無いぞ。」
俺が聞かされた現実はあまりに残酷で……あまりに悲しすぎた。
西畑「俺の……生きる道はそれしかないんか？」
悪魔「そうやな。それしかない。もしヴァンパイアとして生きたくないんやったら……ここで俺に魂奪われて死ぬで。そしたらお前の守りたいものは守られへんな」
西畑「A……」
悪魔「どーすん？Aを守るためにヴァンパイアとして生きるか！ここで人間として死ぬか！選べ！」
西畑「俺は！」
ヴァンパイア？そんなんまっぴらごめん。そんなんで生きるくらいならここで苦しみから解放されて死ぬほうがましや。そう思ってた。
西畑「俺には守らなければあかんものがある。それを守るためやったら！ヴァンパイアであろうと……人間であろうと……俺は生きる！」
悪魔「承知した。最後に。真実の愛があればお前の望みは叶えられるやろう。」
俺は決めた。ヴァンパイアとして生きて……Aを守ることを。
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のぞみ - ふらふらとうらつく徘徊してましたけど、ここまでいい作品に出会えるとは… ほんとに続編出して欲しいくらいですっていうか出してください笑笑次の作品も期待してます！ (2017年12月29日 0時) (
レス) id: 3b587e8097 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - かみこたさん» ありがとうございます！ジャニストの仲の良さが伝わったようで良かったです！感動作なんて……最高の褒め言葉です！これからも、頑張るので応援のほど宜しくおねがいします！ (2017年11月1日 19時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
かみこた - 完結おめでとうござます！！この話好きすぎてやばいです！なんか、改めてジャニストの仲の良さが伝わったというか・・・感動作ですね！最高です！これからも応援してるので頑張ってください！！！ (2017年10月30日 2時) (レス) id: c79402165e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - kamisigehappyさん» ありがとうございました！途中でだいぶ期間が空いたにも関わらずここまで読んでくださり感謝しかありません！ありがとうございました！ (2017年10月24日 23時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
kamisigehappy(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2017年10月24日 23時) (レス) id: 9686ba021a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月16日 22時
