仲直り ページ25
Aside
貴『なぁ…しげ？淳太くん。許してくれるかな？』
私はシゲの手を握りしめながら質問した。あそこまで言って…怒られて…許してくれるんかな？
重岡「それは、A次第やで？Aが心から謝ったらきっと許してくれるはずやで？ほら！着いた！」
話をしてると、中央ステージの丁度真下に着いた。後は階段を登るだけ。
しげは私の背中をぽんと押してくれた。
「がんばれ。」と言いながら。
貴『あ……あの。』
私は意を決して階段を勢いよく登り、中央に集まるスタッフさんのところへ歩み寄った。
貴『あの…先程は…その……ほんとに…すみませんでした！！！！』
私は深々と頭を下げた。酷いことを言ってしまったこと。私のために動いてくれてるのに…。
貴『その…こんなことだけで許してもらえるだなんて思ってません！！私は…私は……』
私の目からは涙が出てきた。1度も頭を上げることなく謝り続けた。
貴『ほんっとにすみませ……』
中間「すみませんでした！」
私がもう一度謝ろうとした時、隣にはさっき喧嘩したばかりの淳太くんが頭を下げていた。
貴『じゅん……たくん？』
中間「こんなことになったのはAだけが悪いんじゃないんです！僕の気がもっと聞けば良かったんです！」
私はスタッフさんに頭を下げる淳太君を見てとても申し訳ない気持ちになった。
中間「Aもまだまだ未熟です！でも！こんなAでもジャニーズＷＥＳＴの一員です！必ずLIVEも成功させて見せます！なので…ほんとにすみませんでした！」
淳太くんが全てを話し終えた時、一人のスタッフさんの「もういいんやで？」という言葉が聞こえてきた。
スタッフ「Aちゃんも大変やろ？ゆっくりでええからな？中間くんも。最年長としての責任感はほんまに感動するわ。これからも俺たちスタッフに笑顔届けてな？」
私はこの時思った。ジャニーズＷＥＳＴはこんなに優しいスタッフさんに囲まれて仕事してて、ほんとに羨ましいなって。その環境を少しでも乱してしまった私は最低やって。
貴『あ……ありがとうございます』
中間「ほんまにありがとうございます！」
その後私たちは5分だけ休憩時間を伸ばしてもらって話した。
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あんず(プロフ) - HONOKAさん» 他の作品と同時進行でやってるんで更新バラバラしててすみません！！なかなかライブ本編に入れなくて焦ってます……これからも応援よろしくお願いします！ (2017年6月13日 20時) (
レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
HONOKA(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください。。 (2017年6月13日 20時) (レス) id: b5192f7c11 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ＊122のJUMPっ子＊さん» ありがとうございます！そんなこと言ってもらって嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！ (2017年6月3日 16時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
＊122のJUMPっ子＊ - あんずさんの作品大好きです！もしよかったら更新頑張ってください(^ワ^=) (2017年5月31日 1時) (レス) id: 1bf65c8a09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月15日 19時
