メンバーにならへんか 4

後輩 ページ9

小瀧side


大西「A〜！のんさ〜ん！」



後ろを見るとブンブン手を降って走ってくる大西の方の流星が。




大西「のんさん！A！はじめに、ライブ決定おめでとう！おっきい声では言われへんけど！」




貴『ありがと〜！てか、なんで知ってるん？』




大西「そりゃ……バックにつく身としては…知ってて当たり前やし〜♪」





小瀧「おぉ〜！バックついてくれるんや！よろしくな！」





大西「ジーコも大ちゃんも一緒やし、funky8もおるし！その他もいっぱいおるよ！」




A初めてのライブやからJrの数がいつもより多いって聞いた。




小瀧「それよりさ……」




キーンコーンカーンコーン……





貴『あと5分で席つかな、遅刻やで！！』





俺達は世間話も程々に校舎に向かって猛ダッシュ。席につく頃にはみんな座ってた。





キーンコーンカーンコーン……





時は流れてもう放課後。いよいよ衣装合わせを入れたレッスン。Aは緊張を隠そうとしてるのか車の中で内容のないことをずーっと喋ってた。





小瀧「A……？ほんまにいけんか？」




貴『な、なにが？いけるよ！』





あかん。これやったら昨日と同じやん。
そう思った俺はぎゅっとAの手を握った。




貴『え？！なにすんの！』

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