・ ページ29
Aside
ポカポカお日様の下でいつもは絶対にしない流星と手を繋いで歩く祝日のお昼過ぎはこれほど幸せなんやって感じた。
貴『な！来てよかったやろ？』
藤井「まぁ……」
なんだかんだ言って、流星も付いてきてくれたし、こんなにお天気いいんやったら外に出るしかないやろ？
貴『到着！って……さすが祝日やな！誰もおらんやん笑笑』
藤井「そ〜やなぁ〜。みんなどっかでかけてるんちゃう？それに、住宅街の中のちっさい公園やもん」
そう言いながらそばにあったベンチに寝転ぼうとする流星を慌てて止めた。
藤井「え笑笑なに？」
貴『いやいや笑笑なに？じゃなくて！せっかく公園来たんやから！遊ぼ！』
そう言って私は流星をいろんな遊具に連れ回した。シーソーに、ブランコ。滑り台にジャングルジム。久しぶりに触れるものばかり。
藤井「ちょ…A〜！そろそろ休憩！」
貴『え〜…しゃあないなぁ！』
1通り回ったあと、流石に流星も疲れたみたいでベンチに寝っ転がった。
藤井「ふ〜！」
貴『いや、「ふ〜！」じゃなくて！私座られへんやん！！』
背の高い流星が寝転ぶわけやから公園にあるベンチなんか長さがたりひんくて、私の座るところも無ければ流星の足が飛び出てる。
藤井「え〜…じゃあ、はい！」
何をしだすかと思えば流星は頭を上げた。
藤井「はよ！この体勢きついねんから！」
貴『え？なにが？』
藤井「だーかーら！膝枕！」
私は流星にぐいっと手を引っ張られてベンチに腰掛けた。すると私の太ももの上に流星の頭が乗っかってきた。
藤井「お〜もちもちや！」
貴『え？太ってるって言いたいん？』
藤井「そうじゃなくて！」
それにしても風が気持ちいい。遊んで上がった体温に丁度いい。
貴『ねぇ。ここの公園…覚えてる？流星と私が初めて喋った所やで。』
藤井「そうやっけ？」
静かに吹く風と共に私の話題から始まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんず(プロフ) - HONOKAさん» 他の作品と同時進行でやってるんで更新バラバラしててすみません！！なかなかライブ本編に入れなくて焦ってます……これからも応援よろしくお願いします！ (2017年6月13日 20時) (
レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
HONOKA(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください。。 (2017年6月13日 20時) (レス) id: b5192f7c11 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ＊122のJUMPっ子＊さん» ありがとうございます！そんなこと言ってもらって嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！ (2017年6月3日 16時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
＊122のJUMPっ子＊ - あんずさんの作品大好きです！もしよかったら更新頑張ってください(^ワ^=) (2017年5月31日 1時) (レス) id: 1bf65c8a09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月15日 19時
