気持ち ページ39
Aside
貴「ただいま〜…」
二週間ぶりの家。返ってくるはずもない挨拶をしてしまうのも癖。寂しくなるのは自分なんやけどね。
神山「おかえり〜！」
貴「ただいま…って！え？！なんで神ちゃんおるん？」
いつもなら返ってこない挨拶に返事が帰ってきたと思ったら、リビングからひょこっと顔を出したのは神ちゃんやった。
神山「合鍵で中入ったけどまずかった？」
貴「いや…それは別にいいんやけど…」
神山「キッチン勝手に借りてお料理してるのもまずかったかな？」
貴「いや…それもいいんやけど…」
神山「じゃあ、洗濯勝手にしたのもいいか！」
貴「それもいい…いや！良くない！」
今の流れは完全に許す流れやったけど、洗濯物?!ってことは…
神山「大丈夫！下着はあんまり見やんようにして干したから！」
貴「っ…/////」
神山「まあまあ笑な？いいやろ？座り！」
そんな日常会話をしていると、やっと一件落着したんやなぁって感じる。
けど、それと同時に私自身が終わらせなあかんことも出てきた。
貴「なぁ、神ちゃん?」
神山「ん？」
私は目の前でご飯を食べてる神ちゃんに聞いてみることにした。神ちゃんなら信頼出来る。
貴「あのさ……その、しげに…」
神山「しげに告白されたんやろ？」
貴「え、、?」
私はなんで神ちゃんが知ってるか分からんかった。
神山「聞くつもりはなかってん。でも、たまたま病室の前おったときに聞こえてきてさ。」
貴「そっか…」
相談するつもりが変な空気になった。
貴「そもそもさ、私としげって黒服とキャストっていう関係やん？そこに関してさ神ちゃんはどう思ってるんかなって…」
神山「もちろん、Aも分かってるように黒服とキャスの恋愛は禁止やで。それはみんな分かってるとおもう。しげも、Aも望も俺も。」
貴「うん。」
神山「でもそれ以前にAの気持ちはどうなんや？」
そう聞かれて私は言葉を失った。
貴「私の…気持ち?」
今まで考えたこともなかった。
ただ、黒服とキャスっていう関係しか頭になくて、自分の気持ちなんか考えたこともなかった。
神山「俺は、黒服とキャストの関係も大事やと思う。でもそれ以前に、Aの気持ちの方がもっと大事やと思うけどな？」
そういう神ちゃんの顔をみると、さっきの望と同じような顔をしていた。
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ゆな(プロフ) - あんずさん» はい。更新頑張ってください (2017年12月2日 14時) (
レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» いえいえ！心配してくれてありがとうございます！！これからも更新頑張りますので、どうか完結まで宜しくお願いします！ (2017年12月2日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» そうでしたか｡しつこく言って､すいません｡ (2017年12月2日 12時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» レス遅くなり申し訳ありません！！コメントありがとうございます！テスト期間に入っていてなかなか更新できませんでした…申し訳ありません。ご心配お掛けしました！！ (2017年12月1日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» 体調大丈夫ですか？もしなにかあったら教えてほしいです｡私達はあんずさんの事がすごく心配なんです｡(照) (2017年11月30日 20時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月10日 16時
