・ ページ4
小瀧side
重岡「Aやったら……裏口おるで。行ったらなあかんのちゃうか？」
小瀧「ありがとう。」
しげは俺に怒ってると思う。やけどAの居場所を教えてくれた。
ガチャ……
俺が裏口のドアに手をかけた時ちょうどAも出てきたところやった。
小瀧「あ……Aあのさ！」
4日ぶりに話せた。4日しか話していないのに一ヶ月間のように感じた。俺がAを守る。必ず。そう決めたことを口にしようとした。
貴『ごめん……』
笑顔の俺の横を悲しそうな顔で通り過ぎていくA。目は赤く腫れて頬には涙のあとがあった。
小瀧「え……？」
A、怒ってるのかな？俺が4日間も話さなかったから？目も合わせずにいたから？いろんな思いが頭を混乱させる。
小瀧「ちょ……まってや！」
俺が話しかけても止まらないA。後ろなんて見ずに歩いていく。
小瀧「待てって！」
俺はAの手を掴んだ。もう離したくない。どこにもいかんといてくれ……
小瀧「俺が悪かった。Aのこと無視して……目も合わせへんくて…避けてて。でも理由があるねん！」
そう。その理由はAを守るために。Aに危害が加わらないように。
小瀧「これもAを守るためやってん。やけど俺は決めた！やっぱりAのちかくにおりたいって！Aのことを自分の手で……」
そういった所で今まで黙ってたAが口を開いた。
貴『なぁ……。AのためAのためって……私のためやったらなんで私の近くにおってくれんかったん？一番辛い時……助けて欲しい時。しげも流星さんも近くにおってくれたで。』
小瀧「それは……」
貴『私のためって言うけどさ…私は望が近くにおってくれるだけで良かったのに。急にいなくなってめっちゃ心配して。そんで帰ってきたら萩花さんの黒服？』
小瀧「だからそれには理由が……」
貴『理由ってなによ！私は……私のためならもう私に関わらんといて……』
そう言ってAは控え室に入っていった。目から大粒の涙をこぼして。
小瀧「こんなはずや無かったのに……なんでや……」
俺はまた頭を抱えることになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - あんずさん» はい。更新頑張ってください (2017年12月2日 14時) (
レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» いえいえ！心配してくれてありがとうございます！！これからも更新頑張りますので、どうか完結まで宜しくお願いします！ (2017年12月2日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» そうでしたか｡しつこく言って､すいません｡ (2017年12月2日 12時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» レス遅くなり申し訳ありません！！コメントありがとうございます！テスト期間に入っていてなかなか更新できませんでした…申し訳ありません。ご心配お掛けしました！！ (2017年12月1日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» 体調大丈夫ですか？もしなにかあったら教えてほしいです｡私達はあんずさんの事がすごく心配なんです｡(照) (2017年11月30日 20時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月10日 16時
