・ ページ27
Aside
神ちゃんから手を冷やすための氷を貰ってる時も萩花さんのことがきになって仕方がなかった。
貴『はよいかな……』
神山「なぁ……。一個聞いてもいい?」
貴『ん?』
私は渡された氷を手に当てながら耳を傾けた。
神山「俺とAの関係ってなんなん?」
貴『え……?んーと、幼馴染でもあり、黒服とキャストでもあり……他は……えっと』
神山「わかったわかった。もうええよ?難しい質問したな。ごめんごめん笑笑」
そう言われて何故か気まずくなったので私達はキャスト更衣室へ帰ることに。
貴『え……』
帰ってきてみて私は驚いた。
キャスト更衣室のドアは突き破られて、中にいるであろう萩花さんの叫び声が聞こえる。
神山「なんやこれ……」
貴『神ちゃん…私行かな。』
そう言って私は更衣室の近くへ歩み寄った。入口では流星が何やら説得をしてるらしい。
萩花「もういいねん…。友達もおらん。好きな人ができてもいつも卑怯な手で奪おうとする。私の居場所なんか無い。」
中を除くと折りたたみ式のナイフを持っている萩花さんがいた。
藤井「そんなんしてお前の居場所は出来るんか?そんなんして、お前はほんまに満足なんか?」
萩花「こうするしかないの!もういいやん。どうせ私が死んでも悲しむ人なんかおらん。」
そう言うと手に持っていたナイフを思いっきり振りかぶった萩花さん。
このままじゃあかん。そう思った時、口より先に体が動いていた。
貴『何してるん!あかんって!そんなことしたら!』
萩花「やめて!離して!」
貴『危ないって!』
萩花「私の居場所なんてないの!前も、これからも!」
私達は揉み合いになった。
止めうと必死でナイフによって小さな傷がいくつも出来ていることなんて気にしなかった。
萩花「ほんとに離してよ!」
グサッ……
ボタボタボタ……
萩花さんが私を振り払おうとした時私は思いっきり萩花さんを抱きしめた。
その拍子に……ナイフが私に突き刺さった。
1183人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - あんずさん» はい。更新頑張ってください (2017年12月2日 14時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» いえいえ!心配してくれてありがとうございます!!これからも更新頑張りますので、どうか完結まで宜しくお願いします! (2017年12月2日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» そうでしたか。しつこく言って、すいません。 (2017年12月2日 12時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» レス遅くなり申し訳ありません!!コメントありがとうございます!テスト期間に入っていてなかなか更新できませんでした…申し訳ありません。ご心配お掛けしました!! (2017年12月1日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» 体調大丈夫ですか?もしなにかあったら教えてほしいです。私達はあんずさんの事がすごく心配なんです。(照) (2017年11月30日 20時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんず | 作成日時:2017年5月10日 16時