黒服のＷＥＳＴくん 3

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小瀧side




小瀧「Aおはよ〜！」




貴『……』


いつものように挨拶して、いつものように無視される。やけど俺の心は変わらへん。




小瀧「俺待ってるから……。許してくれる時を」




Aの背中に向けて小さな声で気持ちを伝える。





萩花「無駄やと思うけどね……」




小瀧「萩花……」





俺の言葉を聞いてたのか意地悪そうな顔で笑っている。




小瀧「もうお前の言うことなんか……」





萩花「もうなんも言わんよ？だって崩れ始めてるやん？Aの友好関係が。あんたとの関係がさ？」




小瀧「俺はそう思わんよ？だって俺……めっちゃ楽しいもん！」




萩花「あっそ……」




案の定萩花の反応は面白くなさそう。そらそーか。俺達の仲を壊したいもんな





小瀧「じゃあ戻るから。」





前も言ったけど俺の気持ちは変わらへん。絶対に。




重岡「よぉやるやんか。」



この話を聞いていたであろうしげが向かいのドアから出てきた。



小瀧「まぁな笑笑」




重岡「ええこと教えたろか？」



小瀧「ええこと？」





重岡「お前がそうやって頑張ったらな？ある人の心にも変化があるねんで？」




小瀧「ある人……？」






重岡「だから頑張れよ〜」






小瀧「お、おぉ」





俺はよくわからんかった。しげが何を言っててその人物が誰なのか…

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