メンバーにならへんか？ 3

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神山side



家に着くと一番にお風呂に入り一番に寝たA。よっぽど疲れてたんやろうな



神山「さっ……俺も明日あるし寝よ……」




明日はAと特訓やし俺も早めに寝た。次の日起きたのは8時頃。下からええ匂いがしてきた。



神山「A〜？」


キッチンを見るとエプロンを付けてフレンチトーストを焼いているAが。



貴『おはよ〜！』



俺が顔を洗いに行ってる間にご飯の準備は進んでて俺が座る頃にはあったかいコーヒーまで並んでた。



神山「おぉ〜。こんなに優雅な朝ごん久々や」


貴『ほんまに？よかった笑笑レッスン見てもらうんやからこのくらいはしたいもんね…』



どうやらAは気を使ってくれてたらしい。



神山「じゃあ食べ終わったし練習行こか？」


Aを連れて地下にやってきた。
全面鏡張りで空調も効いてる。ジャニーさんが造ってくれたって聞いた。



貴『うわ〜……ひろ……』


初めて来たAはだいぶ戸惑ってる。
俺もここ来た時はかなり驚いた。



神山「じゃあ始めよ！どこが分からん？」



貴『あのな？昨日はスピード早すぎて何が出来てて何ができてないか分からへんから、一から踊ってもいい？』



神山「じゃあ、ええじゃないかの途中からやんな？」




貴『うん！』



Aが踊ってるところを見たり一緒にしたりしてたけど出来てないのはほんの一部だけ。それもアップテンポの曲。



神山「PARTYMANIACSか〜……」




貴『ダンス複雑やろ？立ち位置もわからんし……』



神山「じゃあとりあえずダンスだけ覚えよう。立ち位置は明日やろ？」


俺はできるだけAに分かりやすいように教えた。

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