最強無敵のお姉様！続 (ページ28)

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第77編ページ28

あれから2日がたった。
智司くんの怪我は大事には至らなかったから安心だけど、問題は猛ちゃんである。

いや私もね？早く話さないとって分かってるんだけど探しても探しても猛ちゃんに出会うことは出来ず……。

「も～学校に乗り込むしかないかなあ」

「おいそこのﾈｰﾁｬﾝ」

「は？」

呼び止められて、振り返ってみればそこにいたの金髪パーマの男とつんつん頭の男の2人組。

「……なにそれ、貴志と伊藤くんのパチモン？」

「アア？まさかてめぇ伊藤と三橋の知り合いかよ」

「知り合いも何も、三橋貴志は私の弟だけど？」

「な、お前まさか……」

人を指さして青ざめる失礼な2人組に思わずため息がもれた

「三橋Aかよ！よく見れば髪の毛紫じゃねえか！お前なんてやつに声掛けてんだよ」

「うっうるせえな！オマエも乗り気だったろ！？」

なんでここで仲間割れはじめるかな。
お姉さん帰っていい？

「この女にだけは声かけるなって相良さんに言われたろ！？」

相良さん、ねえ？
私は仲間割れしている伊藤くんもどきをぶん投げたあと貴志もどきの腹部に一撃を叩き込んだ。

「い、いきなり何すんだっ！？」

ドン！

貴志もどきの顔スレスレに足を振り下ろせば、彼わかりやすく怯えてしまった

「私実は相良猛くんとお話したいことがあるんだけどなかなか出会えなくってねえ？あの子が今どこにいて、何をしようとしてるのか」

「洗いざらい全部吐いてもらおか？」