○○担当の愛され模様２

24、可愛いのは。悠佑視点。 ページ4

A「おはよ……」


悠「あ、おはよう。朝ごはん置いとるから食べや。」


A「んー……」


悠「ははっ、今日は一段と甘えたやなぁ。」


一直線に俺の元に抱きつきに来るAを軽く受け止め、Aの頭を撫でる。


悠「ほんま可愛ええなぁ……」


A「ん…かわいくないし」


悠「……そうやったな。」


……まあ可愛ええもんは可愛ええんやけどな。


A「………」


悠「ん？どうしたん？」


A「俺、可愛くないし。」


悠「……そうやなーはよご飯食えよー。」


Aを適当にあしらって、部屋の方に向かおうとすると、手を捕まれソファーに座らせられた。

俺はよ着替えんと買い物間に合わんのんやけど……


悠「んん！？……ちょ、ばっ……か……何やっとんの！！？」


A「ふ……腰、浮いてる。気持ちいいでしょ。俺、かっこいいから。」


悠「はぁ！？……ん、ふぁ…まっ……ぁ…………」


手を抑えられたかと思えば、舌をねじ込んでくるA。

俺を嘲笑うように微笑むAの顔も少し赤くなっていて。

……ないこから聞いたんやけど、Aって口ん中と背中…………弱いんやったよな。


A「……！？……ひっ、ぁ………」


俺の腰を支えているAの背中に手を回し、離れようとするAを引き止めて口の中を荒らす。


A「っはぁ…っはぁ……」


悠「Aはかっこええんやったよなぁ？」


A「うっるさい……」


口を離して見えたAの顔は真っ赤で、涙目だった。

いまさっきまでかっこよかったAはどこに行ったんやろうな。


悠「これに懲りたらはよご飯食ってきぃ。」


A「んー……」


べーっ……とあっかんべーをしてくるAの頭をぐしゃっと撫でてから買い物に向かう準備を始めた。

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