31、悠佑の誕生日。悠佑視点 ページ18
A「誕生日おめでとうあにき」
悠「ありがとうなぁA」
とてとてと小さい箱を持って駆け寄ってくるAの頭を撫でる。
A「これ、上げる。」
悠「俺に？ありがとう、開けてもええ？」
こくっと頷くAを横目に箱を開ける。
そこには、俺とAの色のピアスが入っていた。
悠「ピアスやん。欲しいと思っとたんよ」
A「……やった。」
悠「…………AA、こっちはAが付けといて？……お揃いって感じで、ええやん。」
俺はAの手に、黄色のピアスを乗っけた。
緑色のピアスは俺の耳に付けて、黄色のピアスをAに付けてもらう。
''お揃い''っていう単語につられたのか、ぱぁぁぁ……っと笑顔になり、黄色のピアスを自分の耳につけるA。
A「お揃い？」
悠「お揃い。ええやろ」
A「うん…！！」
キラキラした笑みで俺に笑いかけるAにぎゅぅうっと抱きつく。
A「あにき…？」
悠「……」
可愛ええ。今だけは、俺だけのもの。
みんなより年上で、通称兄貴で通ってるから、我慢出来るもんはみんなに譲る。
それでいれいすは成り立っとると思っとるから、俺が我慢せんといけんって、ずっと……
ほかのみんながおる時はちゃんと、ちゃんとしたメンバーで、ちゃんと人間で。
Aには仲間っていう、同じメンバーっていう感情しか持ってないって、自分に言い聞かして。
悠「俺が守ったるから、俺から離れたらあかんで？」
A「……うん。分かった。」
Aには伝わっとらんやろうけど、一応の忠告や。
Aと顔を合わせて、一緒に微笑む。
俺だけがAを守って、俺だけがAを支える。俺だけがAを触れて、俺だけがAを見られる。
Aだけが俺を守って、Aだけが俺を支える。Aだけが俺を触れて、Aだけが俺を見られる。
俺が居ればAが悲しむことなんてないし、Aが居れば俺は生きていける。
Aが居れば俺は悲しむことなんてないし、俺が居ないとAは生きていけへん。
………………………………これからは、ずっと、俺だけのモノ。
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ないふ推し☆ - ウーン〜安定の尊さ☆神ぃぃぃぃぃぃ！！☆ (2月5日 16時) (
レス) @page25 id: dbf71dddd2 (このIDを非表示/違反報告)
桜🌸 - このお話好きです！何回も読んでいます😂 (6月25日 21時) (レス) @page25 id: b7d7cab598 (このIDを非表示/違反報告)
なふ - コメント失礼します この作品めっちゃ好きです・・・ (6月25日 18時) (レス) id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
なー(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく拝見させていただいてます！他のグループも交えた飲み会をするみんなをお願いしたいです。 (2023年5月9日 7時) (レス) id: f2890b4f98 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - コメント失礼します！お花見をするみんなをお願いします！ (2023年4月9日 13時) (レス) id: 4f0c791543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンサラダ(mai) | 作成日時：2022年11月26日 18時
