6年生は7人で女子が1人いるようで 3 【忍たま】 (ページ24)

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彼女と園田村防衛の段ページ24

あの後手潟さんの家で皆で雑魚寝をした

ドォン

三木ヱ門「届かない」

昌義「伏せー！！！！」

遂にタソガレドキとの戦が始まった

『全員退避ー！！！！』

大量の砲弾が園田村に降ってくる

留三郎「リナ！」

留三郎に腕を引かれ近くの塹壕に飛び込むと同時に上から竹が降り注いだ

『っ喜八郎！怪我してない？』

喜八郎「一応大丈夫でーす」

「うわっ」

八左ヱ門の驚いたような声に思わず塹壕から顔を出すと

『留三郎ごめん！(クソっ間に合え！』

近くに塹壕がないのか一年い組とろ組生徒が無防備にも立っているのが見えた

『危ない！』

い組の生徒を押して地面に倒れ込むのと砲弾が通り過ぎるのはほぼ同時だった

「「リナ先輩！！！」」

『危ないからこの塹壕に入れ！』

倒れたと同時に即席の塹壕を掘り中に入るように促すと

伝七「でも、これじゃリナ先輩入れないんじゃ」

即席の塹壕なので一年が入れればいいと思い小さめに掘ったのだ

『私はいいから、早く入れ！』

い組の生徒が全員塹壕に入ったのを確認して一年ろ組の元へと向かった

『平太！皆怪我してない！？』

平太「だ、大丈夫ですぅー」

もう一度塹壕を掘り、ろ組を中に入れ砲弾が降り注ぐ中、塹壕に落ちてこないように立て掛けてある竹を倒しに走った

『砲身が熱くなったか…』

暫くすると砲弾が止んだ

留三郎「リナー！！！！！」

『留三郎こっちー！』

返事をすると凄い勢いで走ってきた

留三郎「無茶をするなと言っただろう！！！」

『ごめんなさいっー！！』

留三郎にめちゃくちゃ怒られた

『ねぇ留三郎、なんで私が怒られてる間に小平太は怪我してるの？』

留三郎「小平太だからだ」

何故か妙に納得してしまった