三ツ谷には姉がいた！？

9話 ページ10

『あ、やばっ髪引っかかった…』









最後の一つを試着していたとき髪がホックに引っかかって絡まった









『んー、とれない…メールしよ』









隆に試着室の番号を教え入ってきてもらい髪の毛を外して貰った









三ツ谷「ん、外れた。…似合ってる」









『ほんと？じゃあこれにしよ。』









手早く服を着て会計し店を出てまたしばらく歩いたあと近くのカフェに入りテラス席で休憩する事にした









三ツ谷「遅くね？ルナマナ迷惑かけてねぇかな…」









『大丈夫だよ。お店の名前メールしたし時間的にもそろそろ来るとお「「おねーちゃんー！！」」…来たね』









噂をすれば何とやら…タイミングよく3人がやってきた









ルナ「あのね！チョコがルナのでイチゴがマナのでね、お兄ちゃんのはオレンジにした！」








マナ「お姉ちゃんのはキャラメルにしたよ！」









『そっか、3人ともおかえり。ルナ、マナ、梅ちゃんにお礼言った？』









「「サキ兄ぃありがとう！！」」








梅咲「どういたしまして。ちゃんとお礼が言えていい子だな。ほら、溶ける前に早く食べろよ。」









「「うん！」」









隆の両隣に座ってアイスを食べる天使達とたまに口元を拭いてやりながら自分もアイスを食べる可愛い弟の姿を微笑ましく思いながら自分の口にアイスを運んだ









梅咲「さっき、一ノ瀬と四之宮に会った。これから見廻り行くらしい」









『ふーん…さっき非番の三宮から中野で暴れてる奴らをこっちのシマで見かけたって報告があった』









話してる内容が隆達に聞こえないようお互い顔を近づけ小さな声でひっそりと会話を続ける









梅咲「偵察させるか？」









『いや、様子見だけ。決定的な証拠が上がったら攻める。梅ちゃんは一ノ瀬達に見廻り強化するように連絡して。私は六道に連絡するから』









お互いに携帯を取り出し連絡すれば二つ返事で了承が返ってきた









『とりあえずしばらくは様子見だけど、たぶん抗争になるから近いうちに集会かな』









梅咲「そうだな…食べ終わったからそろそろ動くか？」









『いや、お昼まだだし軽くここで食べてから行こう』









近くの店員に声をかけてメニュー表を貰い手早く注文を済ませ、5人で楽しくランチを楽しんだ









……

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