三ツ谷には姉がいた！？

4話 ページ5

三ツ谷side







ﾄﾞﾗｹﾝ「なぁ、三ツ谷」









姉ちゃんに張り付くマイキーを剥がそうとすればドラケンに声をかけられた










ﾄﾞﾗｹﾝ「リナさん、約束覚えてっかなぁ…？」










『？…！あぁ、多分大丈夫だろ。覚えてるって』










なんの事かわからず数秒考え込んだが思い出し、ドラケンに返事をした










ﾄﾞﾗｹﾝ「お前……忘れてただろ」








『いや、だってさ？まぁ、姉ちゃんは忘れてねぇと思うからいいだろ。ほら、声掛けてこ来いよ』









珍しく歯切れの悪いドラケンの背を押して姉ちゃんの元に行けば何故かマイキーにも抱きつかれていて、ドラケンが慌てて剥がした








〜
side









ﾄﾞﾗｹﾝ「マイキー！迷惑かけんじゃねぇ！！」









ﾏｲｷｰ「別に迷惑かけてねぇし！ケンちんには関係ねぇだろ！」










『ふふ、それが関係あるんだな〜総長さん。』










三ツ谷「お、やっぱ姉ちゃん覚えてんだ」









ﾄﾞﾗｹﾝ「え！」









『まぁね、見た目も言うことも特徴的だったし、忘れろって方が無理だよ…久しぶりだね、龍宮寺くん』










ﾄﾞﾗｹﾝ「っす…」











エマ「え、え、えぇ！！もしかしてリナさんが言ってた人ってドラケンの事なの！？」










やだ〜絶対推す〜♡！！と黄色声を上げながら回した腕に更に力を入れ全身で嬉しさを表現しだしたエマ










ﾏｲｷｰ「三ツ谷の姉ちゃんケンちんと知り合いだったの！？」










『そうだよ。…ごめんね、もうちょっと話したいけど妹達待たせてるから今日は帰るね』









腕に着けた時計を見れば家をでてからかなりの時間が 過ぎておりルナとマナが心配になったので会話を切り上げた










ﾏｲｷｰ「また会いに来てくれんならいいよ。あと喋り方、普通にしてよ」










『ん、いいよ。』









……

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