それは突然に ページ14
『は?見合い…?』
そう、それは突然だった。詰所に私宛の手紙が届いていると知らせが入り、隊員の稽古中だったので読みあげろと言ったばかりか、余計騒ぎが大きくなった
「お嬢!見合いってどういうことですか!?」
「お嬢は若と結婚するもんだと思ってたんですけど違ったんですか!?」
阿鼻叫喚。見兼ねた紺炉が助けに来て…な訳無いな。うん、問い出す気満々だよあの顔
紺炉「お嬢、相手はどこのどいつだ?俺達のお嬢に手ェ出そうなんていい度胸じゃねェか。」
『紺炉、他のみんなも落ち着いて。見合いなんて行く気ないから。』
紺炉「当たり前だ。そんな何処の馬の骨ともわからねぇ奴と見合いなんかさせるわけねぇだろ」
と、怒る紺炉。稽古中だった隊員十数名と紺炉がこれだけ騒いでいれば、まぁ、当然あの人の耳にも入るわけで
紅丸「おい、リナ。どういう事だ」
『紅…こないだ焔人に襲われそうになってて助けた商人覚えてる?その人からの見合いの手紙』
紅丸「断るんだろ?勿論」
『うん、勿論。でもなんて理由で断るか「あ?んなもん一つしかねぇだろ」…?』
紅丸「俺と結婚するんだし、付き合ってるからって言えばいいだけだろ」
……
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ふうま - 兄さん出てこない… (2022年8月9日 16時) (レス) @page17 id: 36aace6aaa (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - えっジョーカー兄さんは? (2022年8月4日 14時) (レス) @page17 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続き気になってます。頑張って下さい。応援してます。 (2020年11月2日 10時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 三日月狐さん、初めまして、続きは、いつ更新するのですか?楽しみにしてます。 (2020年11月2日 10時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(小6腐女子) - エッ…スキです (2020年9月22日 17時) (レス) id: f33fb75788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月狐 | 作成日時:2020年3月23日 22時