【炎炎ノ消防隊】第7の最強と最恐 2

分かってたけどお説教ね ページ13

｢お嬢！！おかえりなさい！帰ってきてそうそうで悪いんですが若と紺炉中隊長がお怒りなんで詰所に急いでください！｣













浅草の町の上空、櫓の近くを飛んでいるとそう叫ばれた。ので、櫓に近づいて縁に立って話しかけた












『あぁ、ただいま。紅と紺炉に伝言伝えてくれたんでしょ？』












｢お嬢の帰りがあまりに遅いから心配して怒ってるんです！いいから詰所に急いで貰っていいですか！？｣













よっぽど怒ってるのかいつもと口調が変わっている。少しいじめすぎたかな













『ははっ、意地悪して悪かったな。すぐ詰所に行く。だから変わりに買い出し頼んでいい？はいこれメモ。悪いけど頼んだよ』













メモを渡して櫓の縁を蹴って再び空を飛ぶ。暫くすると詰所が見えた。正確に言うと詰所の前で仁王立ちしている紅と紺炉が見えた。が、そのタイミングで発火限界がきて羽が消えた












『っ、はっ。ありがと紅。』












羽が消え地面が近づいてきたかと思うとまた、体が中に浮いた。紅が纏で飛んで助けに来てくれた。












紅丸｢説教。覚悟しとけ｣












『はい……』













この後詰所に戻って水飲んだり体冷やしたり発火限界への軽い治療をしながら管轄外任務のこと、第8の事、鬼が出たこと、紅月を使った事、そのせいで纏が燃えて羽で帰ってきたこと、などこと細かく今日の出来事を説明し、物凄い非常時だったという事と発火限界という事でお説教は1時間で済んだ











紅丸｢…次があったら容赦しねェからな｣











紺炉｢そうだな、次があったら…お嬢、わかってるよな？｣










2人とも怖すぎる











……

それは突然に→←お疲れ様

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す