死んだら煉獄(次男)になりました。

兄上だけでいい ページ6

『ありがとうございます(ﾌﾆｬｯ』









思っていたよりも優しく対応してくれたことに思わず笑みが零れた









「「！！」」









胡蝶「(本当に煉獄さんの妹なんでしょうか？可愛すぎます、出来れば…いえ、絶対妹にします)」









甘露寺「(きゃー！リナちゃん可愛すぎるわ！リナちゃんと色々お出かけしたいけどいきなり誘ったら戸惑うかしら？)」









『どかしましたか？』









いきなり2人が黙ったので不安になって声をかけると









甘露寺「な、なんでもないわ！それよりリナちゃん！こんど一緒にお食事に行きましょ！」









胡蝶「そうですよ、なんでもありません。あと、よかったらお姉ちゃんって呼んでください」









えーっと









『お食事に行くのはいいんですけど、お姉ちゃんって呼ぶことはできないのでごめんなさい』









胡蝶「そうですか……理由をお聞きしても？」









『……僕は兄上だけでいいんです。兄と呼び慕うのも姉と呼び慕うのも、兄上だけがいいんです』









甘露寺「あ、あのリナちゃん、後ろ……」









甘露寺さんの言葉を不思議に思い後ろを向くと









「「「「…………」」」」









兄上や他の柱の男性がたがいた









『もしかして、聞いていましたか……？』









「「「「…………」」」」









無言のまま頷かれた









『っーー兄上っ！！』









赤くなった顔を隠したくて兄上に抱きつき、羽織の下に隠れた

ちゃん付け→←自覚あります

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す