記憶の引き継ぎ ページ29
「大将が帰ったみたいだな…月姉、行くか?」
『一緒にいてくれるんでしょ?』ボソッ
「勿論だ。一緒に行こう月姉」
ガヤガヤ
「大将、おかえり」
「おぉ薬研、ただいま」
「月狐、」
『・・・』ビクッ
「ただいま」ニコッ
『・・・』コクッ
「月狐、いきなりで驚くかもしれないが記憶を引き継がせて欲しいんだ。」
『・・・?』
「何も知らなかったら守りたくても守れない。
好きなこともしたいことも、知らなかったらしてやれない。月狐が思ってること知らなきゃ何もしてやれないからさ、だから、記憶を引き継がせて欲しいんだ」
「僕らもだよ、月狐」
「ダメか?」
『・・・』フルフル
「!なら大広間に行こう」
パタパタ
「記憶を引き継ぐにはどうしたらいいんだ?」
「月狐が着てる羽織に触れてくれればいい、そうしたら記憶を引き継げるぜ」
「僕らもその方法でいいのかい?薬研」
「あぁ、それで大丈夫だ」
『・・・』
「よし、なら始めるか」スっ
「必ずお前を幸せにしてやるから少しだけ待っててくれ、月狐」パタン
『・・・』
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欧州棲姫 - 面白かったですが…いきなり話が飛んだり、きゃらが追加されたり…ちょっと理解するのに疲れました。あと、情景文がなく同じく分かりにくかったです。 (2018年8月22日 17時) (レス) id: 67d4018108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月狐 | 作成日時:2018年3月22日 20時