Red Blood (ページ6)

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Episode.2 ページ6

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Episode.2＂加入＂

1時間後、漸(ようや)く気持ちが落ち着いた私は2人組の男の人達と一緒に一度家から離れ、安全な場所へ移動した

「もうすぐ処理班来るって」

「そうか･･･」

「君、名前は？」

You『ﾋﾞｸｯ･･･(驚)』

「こら、怖がらせるな」

「そんな低い声出して話しかけられたら、余計答えにくくなるだろ」

さっき私を抱き締めてくれた男の人が、もう1人の男の人を叱った

「べ、別に怖がらせた訳じゃ･･･」

「ゆっくり話して大丈夫だからね？」

「俺達、脅しに来た訳じゃないから･･･」

俺の事は無視かよ、と男の人は小言を吐いていて、少し場の雰囲気が乱れ始めたように感じた私はすかさず名前を言った

You『A、です･･･キム・A』

「へぇ、Aちゃんか！」

「君らしい名前だね！」

You『あ、ありがとうございます･･･』

あまり男の人に褒められた経験が少ないせいか、普段のように話せなくなってしまった

JN「俺、ジェノって言うんだ」

JN「こっちはヘチャン」

HC「よろしくね！Aちゃんっ！︎︎︎︎❤︎」

露骨な愛嬌表現に身震いしてしまいそうだったが、気にしないでおいた

You『よ、よろしくお願いします･･･』

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