そんな子。【Fischer's】 (ページ5)

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＊むかしばなし2 ページ5

ンダホside

Aって、ほんとに鈍感。

女の子にモテてばっかりだと思ったら大間違いだぞ！

男子も色気づいてくるから！

俺は、幼馴染すぎて恋愛対象にはならないけどさ？

『何ジロジロ見てんだよ』

ン「すみません、なんでもありません！」

『ふふ、なんなんだよ』

ほら！その笑顔だって絶対に誰かしら虜にする。

カッコ可愛い俺の幼馴染は、危なっかしくてほっとけないなぁ。

シ「そーだ、お前ら高校決まったの？」

『私はバレーでいく』

ン「シルクと同じところ行きたいけどなぁ･･･」

『お前馬鹿だもんな』

わー！酷い！

でもAに言われては何も言い返せない･･･。

推薦で行くったって結構、進学校だし。

卒業間近は色々バラバラになっちゃうなぁ･･･。

『ほぼ決まったし私が勉強見てやるよ』

ええ！？うそ、ほんとにぃ！？

ン「いいの？」

『だがスパルタ』

ン「ひー･･･」

『やるの、やらないの？』

ン「やりまっす！」

Aが先生なら、頼れる！

シ「じゃあ俺もA先生の授業受けたーい」

ええっ、邪魔者ぉ･･･

ン「俺の補習だぞ！」

『いいじゃん、みんなでやりゃあ』

へぇ～、そんなぁ･･･。

絶対あそんじゃう！

『遊ばせねぇからそのへんは心配いらねぇよ？』

ひぃっ！

ン「お願いします！！」

『よちよちいい子』

そう言って俺の頭を撫でる。

ねぇ、Aはきづいてないだろうけどさ、シルクはめっちゃ俺のこと睨んでるよ。

目付き怖いよ･･･！

シ「噂で聞いたけど、モトキと同じところ受けるんだろ？A」

『あー、そーらしいね』

シ「俺もそこ行けたらなぁ･･･」

『残念だな、でもバスケ強いとこ行くんだろ？』

シ「おう！頑張るから応援しとけよー！」

『私も応援しとけ！』

シルク、絶対モトキに嫉妬してる･･･。

まあ、モトキにならAを安心して預けられる！

お前だれなんだよって感じだけどねw

そんくらい大切だから。