そんな子。【Fischer's】 (ページ27)

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お勉強ページ27

ＮＯside

その後、悠真とAは家を出て課外授業という名のコ

ンビニで買い物をしていた。

『なんか奢ってやるよ。何がいい？』

悠真「まじで？じゃあ、遠慮なくパーゲンダッツで」

『遠慮ねぇな』

一見すると姉弟に見える2人。

悠真「･･･ねえ、気になってること聞いていい？」

悠真が買い物かごにパーゲンダッツをいれながら言った。

Aも結局、パーゲンダッツを買っている。

『ん？何？』

悠真「急にマスクと眼鏡つけてどーしたの」

『･･････』

悠真はネット環境から閉ざされている、稀な男子高校生。

オマケに付き合っている友人も数少ないのでYouTubeを知っていたとしても、

YouTuberまでは存じて上げていないだろう。

悠真「･･･そんなに黙ってたら逆に気になるんだけど」

顔をのぞき込む。

『逆ナンされるから』

適当に嘘をつく。

悠真「いや、センセーは女性だから普通にナンパでしょ」

『女の人から声かけられるからな。悠真も私を男だと思っただろ？』

悠真「確かに。納得出来る」

話がそれてホットするA。

買い物を済ませて、コンビニを出た。

悠真「俺、センセーの家どんなんなのか見てみたい」

『は？』

悠真「女の人の部屋に入ったことないんだよねー」

『入れねぇよ』

悠真「そういうと思ったw」

悠真は時々突拍子もないことを言う。

少し、それにドキドキするA。

悠真を家まで送り届ける。

『じゃあまた、来週な』

悠真「うん、さよなら～」

ﾋﾟｺﾝ

ちょうど、シルクからの返信が来たようだった。

シルク家に迎えにいくから待ってろ～

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