そんな子。【Fischer's】 (ページ11)

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Aside

『あー！疲れた！でも楽しかった！』

ほんと、司会って、めちゃくちゃ疲れる。

けど、楽しいのがほんとにそれを上回っている。

シ「ん、おつかれ」

シルクが渡してきたのはコーヒー。

ブラック好きなんだよね。

ここはFischer'sや水溜りボンドなどの控え室。

シルクたちは私が帰ってきたらもうそこにいた。

『ありがと～』

コーヒーの缶の栓を抜く。

いい匂いだ。

『･･･なに、みんな。なんか付いてる？』

やけに私を凝視するメンバー。

なになに、怖いんですけど。

モ「いやぁ、なんかいつもと違って･･･ねぇ？」

マ「うん、なんか大人っぽい」

なに！？私もう立派な大人だし！

『もー、意味わかんないよ』

それでもまだ、どこかニヤニヤしながら見るメンバーを無視する。

なんかそんなに見られてると思ったら恥ずかしい。

ジョ「おつかれー･･･って、A、顔赤いけどどしたの？」

え！嘘でしょ、自覚ないんだけど･･･。

『ジョージも背ぇ小さいけどどうしたの？w』

なんて、誤魔化す。

ジョ「どうもこうもしてねぇよ！ってかどうにかしたいわ！」

よかった、話、逸れた。

なんでだろう。

最近、メンバーが私を見る目が変わってきている気がする。

私、なんかしたっけな･･･？