愛とか ページ3
『おかえり！Aさん！』
シルクの家の玄関の扉を開けると、いつの日かのように
シルクを先頭にみんなの顔のお出迎えだった。
「ただいま･･･！」
Aは嬉しそうに微笑んで言うとさっそくお土産を差し出す。
「おっ！待ってました！」
「早く中入って開けよーぜ！」
「食いもん？」
「お酒？」
シルク、マサイ、ダーマ、ペケたんの順に口々に言った。
全員で中に入るとわちゃわちゃした雰囲気の中でA
は安堵の表情を見せた。
「干物だ！ツマミだ！」
「イギリスのお酒ってどんなんだろ」
「パーティーだ！」
「おかえりパーティーだ！」
「うるさっw」
AはそんなFischer'sを見て、その中のモトキが活
き活きしていることを嬉しく感じていた。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
その時、スマホの着信音が流れた。
「私だ･･･ちょっと廊下出るね」
Aはスマホを取り出して表示されている通話相手を見た。
(武田だ･･･)
「いってらー」
シルクが手を振る。Aもつられて手を振った。
廊下は肌寒くて少し身震いをしてしまった。
「･･･もしもし」
『俺。俺』
「詐欺？」
『ちっげぇよ、武田だよ』
「わかってるって。ていうか、さっきはごめんね」
『いや、まあ、俺が悪ぃんだけどさ･･･』
いつもよりトーンの低い武田に不信感を抱くA。
「どうしたの？また悩んでるの？」
『いや、お前のこと』
「私？」
思い当たる節がないAはますます疑問に思う。
武田はたどたどしく話し始めた。
『お前の彼氏、絶対俺のこと誤解してそうだぞ。そんな気
ねえのにさ』
「あぁ･･･それで？」
『早いとこ、俺が･･･その、男が好きってゆーの伝えてた
方がいいんじゃねーかって思ってさ』
弱気な武田の本音を、Aは知っていた。
本当に大切にしている親友を幸せにしてやりたい一心なのかもしれなかった。
以前にも、Aと恋人関係であると勘違いされて、
部署を変更させられそうになったこともあった。
池本の説得でなんとか免れたが、竹田は本当のことを言いたくて、
歯がゆい気持ちになっていたのだ。
Aは俯いた。
1つ、間を置いてゆっくりと話し始めた。
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リズ - ごめんなさいよく見たら書いてありましたねこれからはちゃんと読むようにしますね（笑） (2018年1月29日 2時) (
レス) id: 3f4faa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
シズ(プロフ) - リズさん» ご指摘ありがとうございます！もしかして、「私の場合」をお読みになられていないのでは･･･！この、「私の場合2nd」の最後に、説明書きを加えておきます！失礼いたしました！ (2018年1月27日 23時) (レス) id: 4c182e70b7 (このIDを非表示/違反報告)
リズ - あの少しわからないんですが武田って男ですか女ですかそんでもってゆうも男ですか？女ですか？ (2018年1月27日 19時) (レス) id: 3f4faa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
シズ(プロフ) - 緋桜さん» そのコメント、凄く嬉しいです……笑 (2018年1月22日 1時) (レス) id: 4c182e70b7 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜 - モトキじゃなくて武田推しになりそう。。 (2018年1月21日 23時) (レス) id: a40a74b3be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズ x他1人 | 作成日時：2018年1月13日 22時
