fond.111 ページ13
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肩に肘を置くプレゼントマイクにジトっと顔を向ける。
案の定目を細めニヤァっと
とても楽しそうな顔をしていた。
「なんで私がヤキモチやかないといけないんですか！」
ヤキモチをやき合うような関係じゃない。
そもそも相澤先生はそう言う関係であろうと
ヤキモチをやかれる事を好ましく思わないだろう。と分かってしまうくらいには
先生のことを知ってしまっている。
「小春は神経図太そうだからなァ！」
「悪かったですね！！」
片手を上げ横にある顔に水をかけてやった。
横でギャーギャー騒ぎながら顔にかかった水を拭うプレゼントマイクにふと思った疑問を口にした。
「プレゼントマイクは生徒の水着見てなんとも思わないんですか？」
「おいおいヤメローッ！教師だぞー？ま、そー言うのは直接イレイザーに聞いてやれー？」
「相澤先生がそんな質問答えると思います？純粋な疑問ですよ。高校生って言ったって体付きはもう立派に大人じゃないですか。水着の下を想像しちゃったりしないのかなーって。」
「オメーは男じゃなくてよかったな！」
「自分でもそう思いますー」
もちろんプレゼントマイクだから聞けたと言うのもあるけれど
自分の口から出る質問を男性がしたらセクハラで訴えられる自信はある。
「そーだなあ。スクール水着はな！流石にねえだろ！」
「じゃあビキニの私にはムラムラしますか？」
「ヤメロヤメロー！意識するよーな事言うんじゃねぇえ！遊んでやらねえーぞー？」
バシャっと冷たい水が顔にあたり弾けていった。
今度は水の掛け合いになれば
生徒数名が声をかけてきてプレゼントマイクとの戦いは一時休戦に。
生徒たちを加えボールで遊んでいればチラチラと視界に入る相澤先生の隣にはスク水生徒が座っている。
先生は相変わらずな態度だ。それ自体はよく知っている先生の姿。
ただ、隣にいる生徒を知らないと言うだけで
なんだか知らない先生を見ている気分だった。
たった数年で相澤先生は
私の知らない先生になっている。
ちょっとだけなんとも言えない複雑な気持ちが芽生える。
ボーッとしていればこちらに飛んでくるボールが視界に映り
慌てて着地点となる後ろへ下がる。
ドンとぶつかり、バランスが崩れるのを
後ろから感じる暖かさに支えられた。
「危ねぇぞー小春ー。またヤキモチかあ？」
「だから！違うってば！！」
ニヤァと笑みを浮かべたプレゼントマイク。
その後もちょろちょろと生徒に聞こえないくらいの声で揶揄ってくるたびに私の怒りボルテージは少しずつ上がっていく…。
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くま(プロフ) - 游さん» わわっ、すごく嬉しいですー！ブーム起きて頂けたなんてほんと書いて良かったです（ ; ; ）！嬉しすぎてやる気みなぎってしまいました！ありがとうございますー！！ (2021年8月6日 21時) (
レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
游(プロフ) - めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです！！！！！← 更新されるのいつも楽しみにしてます(≧∀≦)こちらの小説読んでから相澤先生ブームです！w 相澤サイドツボです！終始語彙力無くてすいませんw (2021年8月6日 8時) (レス) id: e64c1a181d (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - ぽんずさん» わーぽんちゃんありがとお！！頑張ってみたからそう言ってもらえてすごく嬉しいっ！相澤さんサイド増やしていけるように頑張ります(*`･ω･´)！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 成瀬 紬さん» わわわ、長いのにありがとうございます！！嬉しくて目から鼻水が(/ _ ; )すごく元気がもらえました！！ありがとうございます！！！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 相澤サイド最高すぎて大学でめちゃくちゃにやけるの我慢してる、、 (2021年7月20日 10時) (レス) id: dfde5c5289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月18日 21時
