fond.119 ページ21
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ルンルンしながらプールから出れば、先に上がっていた先生に軽く頭を叩かれた。
……もう慣れた。
最初の一回は懐かしいな、なんて思ったけれど……
暴力反対。
流石に体が冷えていたので日向に寝そべる。
相澤先生が荷物からバスタオルを持って戻ってきた。
その場で上体を起こすと
横に座った先生がフワッとタオルで包んでくれた。
「冷えたか？」
「ん。相変わらず鬼ですね……」
「泳げた方が何かといいだろ」
「そうですけど……相澤先生は冷えてないんですか？」
「問題ない」
近くにあった腕に触ればちゃんと冷えてた。
「冷えてるじゃないですか」
「そのうちあったまる」
「これ使っててくださいー、タオル持ってくるから」
巻かれたタオルを外し先生に差し出す。
伸ばした腕を引かれれば先生に顔が激突した。
……雑。
触れた部分だけ熱いくらいに熱が広がる。
ニッと口角を上げた相澤先生。
「タオルなんかより効率的だ」
いい加減慣れてほしい、わたしの心臓…。
「A」と呼ばれ、さらに体を引かれると
しっかりと互いの身体がくっついた。
あったかい…けど……
「……学校ですよここっ」
「マイクには自分からしてただろ」
そう言われてしまうとぐうの音も出ない……。
「なんだ、マイクは良くて俺はダメなのか？」
黙っていれば続く言葉に更に困る。
相澤先生に触れるのは嫌じゃない、けど
ちょっとしたきっかけですぐわたしの心臓は煩くなる。
触れようとするたびたくさん勇気が必要なんだ。
「そうじゃない…けど…そう」
あまり良い答えではなかったらしい。
ピク、と眉間を動かした先生。
「ほー、ならマイクと住めばいいだろ」
「何でプレゼントマイクと住む話になるんですか…。」
突然の話題の変わり具合にビックリしていると
グイ、と顎を持ち上げられ
先生と視線が合う。
「俺とできないこともマイクならできんだろ？」
ツー、と先生の指が唇をなぞる。
向けられる視線から離れられないまま
ゾクゾクとその感覚が背中に響く。
「……そ、じゃ…ない…」
「わからんだろ」
鋭い相澤先生の視線がすごく痛くて、
「…ちが………」
唇に触れていた相澤先生の親指が口の中まで入り込み
続く言葉を遮られた。
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くま(プロフ) - 游さん» わわっ、すごく嬉しいですー！ブーム起きて頂けたなんてほんと書いて良かったです（ ; ; ）！嬉しすぎてやる気みなぎってしまいました！ありがとうございますー！！ (2021年8月6日 21時) (
レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
游(プロフ) - めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです！！！！！← 更新されるのいつも楽しみにしてます(≧∀≦)こちらの小説読んでから相澤先生ブームです！w 相澤サイドツボです！終始語彙力無くてすいませんw (2021年8月6日 8時) (レス) id: e64c1a181d (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - ぽんずさん» わーぽんちゃんありがとお！！頑張ってみたからそう言ってもらえてすごく嬉しいっ！相澤さんサイド増やしていけるように頑張ります(*`･ω･´)！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 成瀬 紬さん» わわわ、長いのにありがとうございます！！嬉しくて目から鼻水が(/ _ ; )すごく元気がもらえました！！ありがとうございます！！！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 相澤サイド最高すぎて大学でめちゃくちゃにやけるの我慢してる、、 (2021年7月20日 10時) (レス) id: dfde5c5289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月18日 21時
