fond.16 ページ16
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「え＿＿
「わ！楽しそう！一緒に飲もー先生ー！」
断ろうとした言葉にかぶせられた三奈ちゃんの返事に睨む相手を変えた。
「相澤先生おると学生に戻ったみたいやわ〜」
席を詰めながら話すお茶子ちゃん。
お茶子ちゃんまで……
この世の中、多数決が握る絶対的権限…
理不尽だ……くそぅ…
「学生は飲酒出来ないから貰ってあげようー」
せめてもの抗議と
お茶子ちゃんのグラスを奪い取り一気に飲み干した。
……嫌、そんなの飲まないとやってられないわけですよ！！！
「わ、わー！Aちゃんっ！」
奪われたグラスへ手を伸ばすそぶりを見せるお茶子ちゃんの様子はやはり天使。
こんな状況でも天使！
「んじゃ、お邪魔すんぞおー！」
と、しれっとプレゼントマイクが席に着いた。
元々6人席なので座れなくはないが…
向かいの席にプレゼントマイクが入ったことにより
……必然的に隣になるわけで。
学生の頃とかこのくらい近いことは多々あった。
何度も手合わせしてもらったこともあるので触れたことだってある。
戦闘でだけど！！
それがどうした…2年のブランク。
微妙な距離を置き隣に座る元担任に
緊張するだろ……。
「お茶子ちゃん、何飲む？あ、先生達は何飲みますか？」
誤魔化すように
"達"とつけつつもプレゼントマイクを向き話せば無意識に早口になっていた。
頼まれた飲み物を注文すれば三奈ちゃんもビールよろしくーと先程来たばかりのグラスをあけた。
「早いね三奈ちゃん、どーした！」
「楽しくなってきたー！」
いーねぇガンガン行こうぜー！なんて煽り出すプレゼントマイクに"ちいっと"とはどこ行ったんだ。と、酔っ払いが大量発生する予感……私は介抱しないからなッ！！
「お前らがもう酒なんか飲める年になってるとはな。」
隣から親戚のおじさん的セリフが聞こえてきた。
「そりゃ先生たちもお年を召しますねぇー」
「Aちゃんんん！！！」
「あはははは！！」
「しびぃーーなっ！」
「ほんと相変わらずだなお前」
「先生たちも相変わらずで安心しましたー。」
「ほんとに！全然変わらない！」
「確かに！」
人数が多くてもうカオスだ。
まあだけど普通に当時のように会話ができる自分に安心した。
仕事の現況報告やら当時の思い出話なんかに
話題が尽きることなく時が過ぎる。
こちらの報告ばかりもなんだなと思い先日の話をふってみた。
「そういえば、この前職場体験の子来ましたよー。元気ですね1年生。」
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くま(プロフ) - なべちゃんさん» 泣かせなくて→残せなくて (2021年9月25日 7時) (
レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - なべちゃんさん» そんなそんな！！ほんとに頂いた感想嬉しくて、絶対無くさないように3枚もスクショ撮っちゃいました🙈❤読み返してくれようとしてたのかなと凄く嬉しかったですよ！！泣かせなくてほんとごめんなさい💦本当に素敵なお言葉ありがとうございました！ (2021年9月25日 7時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
なべちゃん(プロフ) - こちらにコメントしていたとは！逆に申し訳ないです。。😭これからも頑張ってください！ (2021年9月24日 22時) (レス) id: 95e45e91a7 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - なべちゃんさん» 素敵なお言葉を沢山いただいて、大変心苦しいのですが…こちらシリーズ最初になる為、今後読まれる方に最終話のネタバレしてしまう為削除させて頂きます😭スクリーンショットで大事に保管させていただきました！！！本当にごめんなさい😭😭 (2021年9月24日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - なべちゃんさん» コメントありがとうございます😊！そして最後まで読んでいただいてありがとうございました☺とっても嬉しいお言葉を沢山いただいて本当に嬉しいです！！ありがとうございます😊！ (2021年9月24日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年6月11日 21時
