☆44 ページ8
灰谷 「ひ･･･氷浦先生･･･！」
氷浦 「灰谷先生･･･？」
灰谷 「あの･･･僕のせいで･･･」
氷浦 「灰谷先生は患者さんを早く助けたかったから指示したんでしょ？」
灰谷 「はい･･･」
氷浦 「だからそんな深く考えないで。次から助けられる患者さんを必ず助けよ」
灰谷 「はい」
氷浦 「じゃあ、お疲れ」
灰谷 「お疲れ様です」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
氷浦 「めぐちゃんまで頭下げさせてごめんね」
白石 「謝らないで。私もスタッフリーダーだし」
氷浦 「ありがとう」
白石 「うん。明日の午後には結果が出るよ」
氷浦 「りょーかい」
白石 「じゃあ、私達は当直じゃないし帰ろっか」
氷浦 「うん」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次の日･･･
弁護士？ 「ヘリ墜落事件の結果は操縦士の2人を処分することになりました。よってドクターヘリも2週間出動禁止です。」
早川 「申し訳ございません」
弁護士？ 「いいですね？」
橘 「分かりました」
操縦士の2人は処分になって、ドクターヘリも2週間飛べなくなってしまった
灰谷 「氷浦先生！」
氷浦 「灰谷先生」
灰谷 「なんで僕が処分されないんですか！！！」
氷浦 「あなたは事件に関係はなかった。ただそれだけよ」
灰谷 「僕を責めて欲しかった･･･！お前のせいでヘリは落ちたんだって･･･！そのおかげでヘリは2週間飛べないって」
氷浦 「灰谷先生を責めることなんて出来ない！！」
私が発言してからエレベーターの中は沈黙になってしまった･･･
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作者名：華 | 作成日時：2019年2月1日 21時
