☆39 ページ3
名取side
緒方「ぬあぁ〜!!ぬおぉ〜!!...くっ、ぐっ...ぐっ...!!はぁ...。」
緋山先生は緒方さんの握力を測ってる最中。
緋山「はい。」
緒方「どうだ?」
緋山「3kg!?ひっく」
緒方「嘘だろ!?お前ちゃんと見ろ!」
緋山「3kgチェックしといてー。」
名取「はい。」
緋山「先週より下がってるじゃん、あれ?リハビリサボった?」
緒方「バカ!!めちゃくちゃ頑張ってるよ!」
名取「夫婦かよ...」
そう言いながら暇つぶしに写真を撮った。
緋山「リハビリテーション科に移るんだからさ
そこそこ回復してもらわないと。はい次、上腕二頭筋。」
緒方「鬼!!ふんっ!まぁこれもあと数日の辛抱だな!!向こうの先生は優しいだろうな!」
緋山「こっちも、めんどくさいのが居なくなって清々しますー。」ニコッ
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名取「分かりやすいですね、緋山先生。」
緋山「んっ?」
名取「あんな手足の不自由な料理人のどこがいいんですか?」
緋山「えっ?」
俺はさっきの写真を見せた
緋山「はぁ!?何言ってんの?あんな横柄で、自信過剰で?
思った事全部口に出すような男いっちばん、いっちばん嫌いなタイプだから!!
っていうかあんたねぇ、今の言い方患者に対してあり得ないからね?!!」
名取「ああ、医者の言動としてまずかったですね。すみません。
・・・寂しくなりますね?」ニヤッ
緋山「違うから!あんたホント、ムカつくわ!消しときなさいよ!あんたは早くAと付き合いなさいよ!」
名取 「告白っぽいものはしました」
緋山 「これからは俺がA先生を守りますだっけ?」
名取 「まぁ、そん感じです」
緋山 「あの子めっちゃ鈍感だから強めにいかないと無理だよ笑」
名取 「ですよね」
緋山 「今度2人とも休み取れるようにしとくから遊園地でも行って改めて告ったら?」
名取 「取れたら誘ってみます」
緋山 「うん。それとさっきの画像消しときなさいよ!」
名取 「はい」
休み取れたら誘ってみよ・・・
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作者名:華 | 作成日時:2019年2月1日 21時