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七夕の短冊
子供の頃は素直に願いを書いたけれど
大人になると書かなくなる
なぜだろう
どんなに願ったところで
叶わないことがあると
知ってしまったからだろうか
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
白石said
藤川 「三井先生が今週で辞める！？」
白石 「私もさっき聞いたの」
数時間前に橘先生に聞いた
でも、辞める理由を教えてくれなかった
藤川 「ただでさえ人手不足だと言うのに」
白石 「とりあえず今はやるしかない」
藤川 「だな」
白石 「灰谷くんレボア用意してくれる？」
灰谷 「は、はい！」
めっちゃオドオドしてるな･･･
最初だから仕方ないかな
藤川 「あ、そこで携帯いじってる君次からこのメモ書いてね！」
名取 「あー、それですね、分かりました」
患者運ばれてくるのに携帯いじる？笑
藤川 「あぶね、」
雪村 「レベル1用意してあります。開胸セットは来てからでいいですか？藤川先生？」
藤川 「あ、ありがとう」
横峯 「すいませーん！」
遅れて女の子が入ってきた
藤川 「はやいよー、だから君も早く準備しようね！」
横峯 「はい！」
藤川 「お前がよくわかってるだろ、今の状況」
白石「･･･分かってる」
藤川 「緋山が戻るって聞いて多少は楽ができると思ってたのに、てさか橘先生は俺たちに死ねって言ってるの！？」
白石 「何か事情があるのよ･･･」
藤川 「お前は橘に何も言えないからな。俺がガツンと行ってやるよ！」
白石 「よろしく」
藤川先生との話が終わった後すぐに橘先生が来た
橘 「おはよう」
藤川 「お、おはようございます」
橘 「ああー、藤川。ヘリもどった？」
藤川 「ええ、今」
藤川先生は橘先生をじっと見てしまった
橘 「･･･なんだ？」
藤川 「いえ･･･」
白石 「藤川先生がお話があるそうです」
藤川 「あー、ばかばかばか」
橘 「なんだよ」
タイミングがいい時にホットラインが鳴った
藤川 「あれ？また来ましたねぇー！」
白石 「翔北救命センターです」
«マンション火災で火傷の患者です。受け入れ可能ですか？»
藤川 「頭部外傷も運ばれてきますよ？これ以上はキツいかと」
橘 「どーする？」
白石 「大丈夫です。運んでく下さい」
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作者名：華 | 作成日時：2018年12月26日 23時
