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冴島 「もう1時間半以上・・・」
レスキュー 「エアージャッキ来ました。再開します」
藍沢 「救出までどれぐらいですか?」
レスキュー 「20分〜30分くらいです」
冴島 「そんな・・・搬送考えたらもう・・・」
藍沢 「冴島。瀉血する。遮断を静脈だけにして動脈を解放する。足に流れた血液は心臓に戻さず捨てる。」
冴島 「もう大分血圧下がってます。体内の血液量が・・・」
藍沢 「もちろんリスクはある。かなりの血液が失われる。だが、一時的にも足の血流が戻ればもう1時間位は稼げる。循環したところでもう一度遮断して出血を止める。理論上では行けるはずだ。」
冴島 「輸液全開にします!」
藍沢 「始めよう」
冴島 「はい」
レスキュー 「瓦礫持ち上げます」
藍沢 「遮断解除する。」
冴島 「・・・」
藍沢「大丈夫だ。ギリギリのところで遮断する。」
冴島 「はい・・・」
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藤川 「白石!」
白石 「藤川先生・・・」
藤川 「あと何人ですか?」
消防隊長「後、緑の患者が4人搬送先も決定してます。後は・・・」
白石 「うちの医師ですね・・・」
?「消防隊長!」
消防 「では・・・」
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作者名:華 | 作成日時:2019年3月8日 1時