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男の子「ウエーン」
氷浦 「これなら大丈夫。擦りむいてるだけ!ハァ・・・ハァ・・・ハァ。君名前は?」
男の子 「中村翔・・・」
氷浦 「いい名前だね。足が早そう!それ見せてくれる?」
翔くんは地図を見せてくれた
氷浦 「翔くんいい?この線路にそってとにかく向こうへ真っ直ぐ歩いて。そーすると辻ヶ谷っていう所に行ったら大人がいるから!大丈夫分かれ道もないから真っ直ぐ行くだけだよ!」
翔 「嫌だ。」
氷浦 「翔くん数は何個まで数えられる?」
翔 「1000」
氷浦 「おぉー!凄いね!じゃあ数えてごらん。1000を2回!」
翔 「でも真っ暗だよ・・・?」
氷浦 「じゃあ、これ翔くんにあげる!小さくて女の子物だけどごめんね、」
翔 「・・・」
氷浦 「あれ?1000数えられない?」
翔 「数えられる!」
氷浦 「さぁ、行って!」
翔 「1、2、3・・・」
氷浦 「その調子・・・」
上は・・・
消防 「天井を支える岩盤の上に地下水が溜まっていてそれが崩落の原因の様です」
白石 「負傷者の数は・・・」
消防 「辻が谷駅側の規模が分かりません。この付近は電源経部が切断されていて証明も落ちています」
警察「まだ崩れますか?」
消防 「工事関係者が点検してますが、地下水がほとんど流さられたので崩落する恐れは低いとのことです。」
消防 「失礼します。辻が谷駅側の負傷したレスキューから聞きました。被害かなり大きいみたいです!亡くなってる人もいるそうです」
消防 「私達も辻が谷に向かいます」
白石 「医師とナースも派遣します」
消防 「はい」
白石 「横峯さんと冴島さん。辻が谷駅で待機して。安全確認出来たら崩落現場に向かって」
横峯 「わかりました」
冴島said
私はホワイトボードを見た
A・・・
白石 「冴島さん。行ける?」
冴島 「行けます。」
白石 「大丈夫。きっとAは無事よ」
冴島 「コクン」
Aはきっと大丈夫・・・
何かあったらすぐ駆けつける
もう大事な人を失いたくない
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作者名:華 | 作成日時:2019年3月8日 1時