８３話 ページ5
相澤 「俺の抹消とはちょっと違うみたいですね。俺は個性を攻撃してる訳じゃないので。
基本となる人体に特別な仕組みが＋aされたものが個性。
その＋aが一括りに個性因子と呼ばれています。俺はあくまでその個性因子を一時停止させるだけでダメージを与えることは出来ない」
ファット 「環が撃たれた直後病院で診てもらったんやがその個性因子が傷ついとったんや。
幸い今は自然治癒で元通りやけど」
ケサギリマン 「その打ち込まれたモノの解析は？」
ファット 「それが環の身体は他に異常なし！ただただ、個性だけが攻撃された。
撃った連中もダンマリ！銃はバラバラ！弾も撃ったっキリしこ所持してなかった！ただ･･･」
稀風 「ファット？」
ファット 「切島くんが身を挺して弾いたおかげで中身の入った1発が手に入ったちゅーわけや！」
切島 「俺っスか！びっくりした！急に来た！(ムズかしくてよくわかんねぇ)」
麗日 「切島くんお手柄や」
稀風 「あの時の鋭児郎くんかっこよかった」
ファット 「そしてその中身を調べた結果･･･。ムッチャ気色悪いモンが出てきた･･･。人の血ィや細胞が入っとった」
緑谷 「ﾄｸﾝ」
稀風 「うそ･･･」
麗日 「ええ･･･！？」
蛙水 「別世界のお話のよう･･･」
通形 「･･･！」
リューキュウ「つまり･･･その効果は人由来･･･。個性ってこと？個性による個性破壊」
ヒーロー「うーん。さっきから話が見えてこないんだが。それがどうやって八斎會とつながる」
ファット 「今回切島くんが捉えた男！そいつが使用した違法薬 物な。そうゆうブツの流通経路派複雑でな。
今でこそかなり縮小されたが色んな人間・グループ・組織が何段階にも卸売を重ねてようやっと末端に行き着くんや」
稀風 「(結構複雑だな･･･)」
ファット 「八斎會がブツ捌いとった証拠はないけど、その中間販売組織の1つと八斎會は交流があった」
ヒーロー 「それだけ！？」
ナイトアイはさらに詳しく話した
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作者名：華 | 作成日時：2021年4月3日 0時
