７８話 ページ24
稀風「鋭児郎くん。大丈夫！？」
切島 「ああ、大丈夫だ！」
稀風「良かったー」
ファット 「個性がパワーアップか･･･。そのクスリは日本では禁止されとるやつやな･･･。
効果の短さから見てアジア系の粗悪品や。アメリカ製なら1〜2時間はキく･･･」
切島 「詳しンすね！すげぇ」
ファット 「俺、昔はポリと協力してそういうんばっか捕まえとったんやで！」
警察 「ファット！やつが発砲した拳銃やけど！個性で粉々に砕いとった！弾はなかった。
あとこれ、普通のチャカやないで。とりあえず色々調べて報告するわ！」
ファット 「わざわざありがとな。そうか･･･」
切島 「先輩は大丈夫なんスか？」
稀風 「まだ、個性が出ないらしいの」
天喰 「･･･辛い」
切島「･･･個性が出ねぇなんて･･･ヒーローにひでぇ仕打ちだ」
天喰 「それより･･･君は、俺を庇ってくれた。ミリオと同じ･･･太陽のように輝かしい人間だ君は･･･」
切島 「んな事言ったらここ紹介してくれた先輩も太陽ッスよ！」
天喰 「それだよ･･･凄んだよ･･･。君･･･」
ファット 「病院で検査してもらおうか。俺も調べたいことあるしな。とりあえず一旦事務所経由で」
天喰 「･･･はい」
稀風 「はい」
切島 「オス！」
そして事務所に戻った
ファット 「2人とも明日は授業やんな？」
稀風「はい！」
ファット 「まだ、そんなに遅い時間じゃあらへんけど、帰れるか？」
切島 「大丈夫ッス！･･･な、A！」
稀風 「うん！」
ファット 「なら、安心やわ！切島くん！帰る時Aのこと頼むな！」
切島 「もちろんッス！」
ファット 「じゃあ、また呼ぶからその時はたのむな！」
稀風 「はい！では失礼します」
ファット 「気をつけてな！」
事務所の出口までファットが見送ってくれた
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作者名：華 | 作成日時：2021年2月25日 1時
