５５話 ページ29
相澤 「俺もびっくりさ。さて･･･！これから寮について軽く説明する。
その前にひとつ･･･。当面は合宿で取る予定だった仮免所得に向けて動いていく」
「「そういやあったなそんな事！！」」
上鳴 「色々ありすぎて頭から抜けてたわ･･･」
相澤 「大事な話だ。いいか。轟、切島、緑谷、飯田、八百万。この5人は爆豪、稀風救出に赴いた」
「「え･･･」」
相澤 「その様子だと行く素振りは皆も把握していたワケだ。色々棚上げした上で言わせてもらうよ。
オールマイトの引退が無けりゃー、爆豪、稀風、耳郎、葉隠以外全員除籍処分にしてる」
緑谷 「！？」
相澤 「理由はどうあれ俺たちの信頼を裏切った事には変わりない。正規の手続きを踏み、正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい。
以上！さっ！中に入るぞ。元気に行こう」
「「いや待って、行けないです･･･」」
上鳴 切島「･･･」
爆豪 「来い」
上鳴 「え？何、やだ」
突然爆豪が上鳴を連れて草むらに隠れ、個性を使わせた
上鳴 「うぇ〜い･･･」
「「！！」」
耳郎 「バフォッ」
瀬呂 「何？爆豪何を･･･」
爆豪 「切島」
切島 「んあ？」
爆豪はいきなり切島にお金を差し出した
切島 「え？怖っ、何。カツアゲ！？」
爆豪 「違ぇ！俺がおろした金だ。いつまでもシミったれられっとこっちも気分悪ぃんだ」
切島 「あ･･･え？！おめーどこで聞いて」
爆豪 「いつもみたいに馬鹿晒せ！」
上鳴 「うぇ〜い」
耳郎 「だめ･･･ウチこの上鳴ツボ･･･！」
切島 「悪ぃなﾎﾞｿｯ」
稀風 「切島くん」
切島 「どうかしたか？」
稀風 「私からも･･･」
切島 「いや、わりぃって！稀風からは受け取れねぇ！」
稀風 「ううん、受け取って。私たちを助けるためにあんな高い暗視鏡買ってくれたんだもん。切島くん、ありがとう！」
切島 「稀風･･･。皆！すまねぇ！詫びにもなんねぇけど･･･今夜はこの金で焼肉だ！」
上鳴 「うぇ〜い！」
麗日 「買い物とか行けるかな？」
相澤先生に案内され、寮の中に入った
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作者名：華 | 作成日時：2021年2月2日 12時
