2つの個性を使う少女 (ページ7)

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６話ページ7

轟「それで、個性の話なんだが･･･」

稀風「それが本題だったね」

轟「稀風も個性2つの個性だけど、どっちか使わないとかあるのか？」

稀風「えっとね、最初から話すと私の父親が風の個性を使ってたんだ。でも、ある日ヴィランとの交戦により、亡くなったんだ。それで、亡くなる直前に2つの個性を使って欲しいって言われたから両方使ってるんだ。」

轟「そうだったのか。辛い話させてわりぃー」

稀風「全然大丈夫だよ。轟くんは？左は使わないの？」

轟「ああ。左は使わねぇー。使わずに奴を完全否定する」

稀風「そっか。それも1つのアイデアかもね。轟くんはなりたい自分になるのがいいと思う」

轟「･･･！」

稀風「もしかしたら、左を使う日が来るかもしれない。その時はその力を存分に使ってもいいと思うよ！･･･ごめんね。上から言って」

轟「いいや、話聞いてもらって良かった。ありがとな」

稀風「私は何も」

その時、サイレンが鳴った
何事かと周りの生徒が一気に様子を見に行った

稀風「え･･･ちょ･･･！」

稀風は色んな人にぶつかられて体制を崩した

稀風「(やばい･･･バランス崩した･･･とこままだと)」

倒れそうになった時に誰かが支えてくれた

轟「稀風大丈夫か！？」

稀風「轟くんありがとう」

轟「ああ。」

それでも周りはパニックで人が押し寄せてくる

轟「稀風ちょっと我慢してくれ」

稀風「へ･･･？」

そう言われ突然轟が抱きしめた