私を拾ってくれませんか？【Fischer's】【シルクロード】

番外編.いるみねーしょん ページ22

シルク side









……やっぱりな。

イルミネーションを見たいって言うだろうと思った。






ここまで作戦通り。









｢いいよ、連れてってやるよ。｣









そして夜。


｢さみぃからあったかい格好してけよ。｣


『うん大丈夫。あったかい。』





ニット帽を被って白いコートを着るAは

まるで天使のように可愛かった。









｢それじゃあ行こうか。｣



そう言って手を差し出すと


少し照れてはにかみながら手を繋いでくれた。


距離は近くなってあったかい。


心臓の鼓動はいつもより随分と早い。









『わぁ！イルミネーション綺麗だぁ！！』





手を繋ぎながら隣ではしゃぐAを見てると


本当にこの企画考えてよかったって思った。









『ふふっ、シルク。連れてきてくれてありがと。』




そうふわりと笑う彼女の頬に雪が触れた。









それはどんなイルミネーションよりも綺麗だった。








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クリスマスなので番外編でした！



最近よくスマホがバカで誤字るので←
もし誤字等あったら教えてください。




《余談》

“わからない”って話を出してから
お気に入り登録者数？が20人くらい増えました。

お気に入り登録者様ありがとうございます。





しかし何故急激に……？とは思いましたね(笑)
“わからない”って話出したからね。わかりません←



引き続きよろしくお願い致します。

かめら→←番外編.かったよ

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